ソフト開発。気合いだとか情熱だとか、根性だとか、そんなモノとは無縁の世界。
あるのは、如何にバグを見つけて、ワケワカランヌな仕様書を読み解く根気と、他人を言い負かす論法、そして他人のバグやミスを見つけてほくそ笑むイヂワルさだけだと思う。
ああ、そこにいる人。その手に持ってるケータイ電話やら、パソコンやらは、そういう人間たちが作ったモノなんだよ。映画やドラマみたいにロボットが急に愛情だの友情だのを発揮したりとか、開発者も知らないパワーアップをするとか、そんなことはありえないから。
他人が作ったプログラムを読むほど苦痛を感じるものは無いと思う。時に美しいとか芸術とかを感じることはあるけど、大抵はスパゲティコードだ。
コーディング規約なるものはあるけど、そんなもんは守って当たり前の最低限で、酷いのになると数千行レベルで分割もロクにしないのばかりになる。マジで酷い。
こうなると『やる』というより『やらされる』。
例えるなら平仮名ばかりの小説だとか、そんなレベル。読んでて苦痛だし、イラッとするだろ?
つまり、そういう意味でここの業界は性格が悪いのしかいないんだと思う。マジで思う。