私と弟が子供の頃、両親の厳しいパンチ!テレビ番組規制により見せてもらえる番組と言ったら地球大紀行やらムツゴロウ王国などあーいったものが多かった。 その影響か、私達は無類の動物好きラブラブに育った。

ムツゴロウ王国なんて見て育った日には、ごく自然に、ありとあらゆる動物とかげぶーぶー馬カメを飼ってみたくなるもんだと思う。 とて、親もバカではない。 当然の如く私達の管理能力など信じておらず、うちにいた動物は比較的飼育の簡単な文鳥インコヒヨコどまりだった(それとてやっぱり主な世話をしたのは母なので文句は言えない)。 高校に上がる頃、ようやくネコを迎える事を許してもらえるようになった。  


一人暮らしを始めるようになり色々な動物、鳥類爬虫類からサルサーベルキャット含む数々の哺乳類の飼い方を調べるのが趣味になった。 お金さえ払えば野生動物でも比較的簡単に手に入る事、そう言った動物は当たり前に飼育が難しく捨てられる動物が増える事、狭い檻に閉じ込められ飼い殺しにされる現実などを知った。 


例えば、よくテレビテレビなどでも見かける小型おサル。 
陸に上がった人魚の日記
リスザル、タラポワン、人気のあるものだと、手の平サイズのスローロリスコモンマーモセット。 あんなのを肩に乗っけてお散歩出来たら楽しく可愛い音譜のは間違いない。 実際には、サルなんてまだペットとして流通するほど数が多いわけではなく、多くは野生の環境下、母ザルから略奪されたりした赤ちゃんだったりする。 ペットショップ内で産まれたものでも、ペットにされるようになって年数の短いサルは、まだまだ野生の血濃く残っていて、犬やネコを飼うよりもかなりの覚悟と責任が必要になる。

例え小型サルでも怒らせると人間が負けるほどのパワー爆弾を持ち合わせている。 噛み傷なんて、大型犬にも劣らない。 彼らは、あの小さな身体大自然の中を生き抜いていかなければいけないのだから、それなりの気性と武器を持ち合わせているのは当たり前なのだと思う。 


餌にしたってサル用のモンキーフードに加え、数々の野菜やら果物、身体を作るためのタンパク質は、コオロギ・ばった・ミルワームだけではなくピンクマウスなども与えなければいけない。 あの可愛い顔をしたサルが、餌用の小さなネズミコオロギを喰いちぎるところを見たくなければサルなんて飼うべきじゃぁない。
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*買う時には手の平サイズでも、一年経てば1m超える。 こんななりしてても100%ベジタリアン



おサルでもイグアナでも、でもなんだって可愛い。 必ずしも飼うなと言ってるわけでもない。 ウェブで検索掛ければたっぷりの愛情をもらって育ててもらっているおサルオウムや野生動物のブログは結構見つかるし、私はそう言うブログにお邪魔して自分の飼いたい欲求恋の矢を満足させているのだから。 が、可愛いだけでは動物は幸せには出来ない。  だから、自分に迎えた動物を幸せにしてやれる自信がない以上は、一歩下がった場所から見るだけで楽しみ、飼わないのも愛情なのだと動物好きとしては思う。

 

犬も私にとってはそんな動物だった。 飼ってはみたいけれどDog101やら、敬愛するCesar MillanDog Whispererを見ていれば取りあえずは満足だった。 
陸に上がった人魚の日記
*私の犬の躾の基本は、ほぼこの人のテレビから。


けれど、犬は本当に突然、我が家にやってきた。 犬の躾などやったこともなく、育児ノイローゼダウンにも陥った。 迎えて4ヶ月を迎えた今でも三歩進んで二歩下がるを繰り返している。 けれど、犬は私の慣れない右往左往叫びの躾にも愛情ドキドキにもなんとなくついてきてくれている。

難しく考えすぎて飼わないのが愛情と思っていても、案ずるより産むが易し、の、時もあるのだと、犬を迎えてみて分かった。 

が、やはり、サルイグアナサーベルキャットなどは、どんなに飼いたくても野生にいて、彼等の“自然”な世界で暮らしていて欲しい、と、願うのが愛情なのだと私は思う。