はーたんは、生後2ヶ月の時の痙攣の後遺症?か腫瘍のせいか、右半身の動きが悪いです。
右手は特に、動かそうとするとぎゅっと力が入り、抵抗を示します。
腕を持って、身体に向かって曲げていこうとした時に、麻痺があるとスッと曲がらず、引っ掛かるような固さがあります。
これを“ジャックナイフ現象”というそうです。

ぎゅっと握った手の、親指が拳の中に入るのも麻痺の特徴だそうです。
はーたんは、痙攣のあとから右手がジャックナイフになりました。
痙攣後すぐは、右手を全く動かそうとはしませんでした。
生後6ヶ月の今は、口元までは持ってこれるようになりました

これも、リハビリ初めてからぐーんと回復したから、リハビリの成果かな、と思ってます

☆PTの先生に教わったリハビリ☆
右手に対して、とにかく、左手と同じくらい経験をさせる。
・玩具を触らせる。
・頭、顔、ひざ、足などを触らせる。
・指を開いてあげて、一本ずつ舐めさせる。手のひらも舐めさせる。
・左手と合わせる。
大事なのは、これらを“見えるところ”ですることだそうで、視覚と触感の両方からのアプローチが大事です

はーたんは初めは、右の頬のあたりを触らせて、存在に気付くところから始めました。
頬に触れたものを舐めようとするのは、赤ちゃんがおっぱいを探す原始反射です。
初めは頬に触れても全く無反応でしたが、生後5ヶ月頃、触れると舐めたそうに右手を動かすようになりました。
また、いつも硬くぎゅっと拳が握られていて、指を舐めさせるのも難しかったんですが、手を開く方法として、
・右手を軽く振る
・両手を持ってあげて、左手で右手の甲をトントンと叩いてあげる(→開いたところで、左手を触らせる)
ってのを教わりました。
実際にはなかなか力を抜くことができず、結局寝起きの力が抜けてボーッとしてるときに、右手のマッサージをしてました。
私的に気に入ってたのは、「おはなしゆびさん」を歌いながら、人指ずつ舐めさせる方法です

『こ~のゆ~びパパ、~~
アムアムアム。
太っちょパパおいしーねぇ

ってかんじで

やっぱり無理やりは良くないから、なるべく楽しい気持ちで出来るのがいいみたいです

また、寝返りも、リハビリで上手な身体の使い方を覚えたのか、生後6ヶ月を前にして出来ました。
右手が上手く使えないので、うつぶせで腕で支えることはまだできませんが。。
最近、1つ問題が。
のどのゼロゼロがひどく、授乳のときなどひどくむせるんです

ゼロゼロは2ヶ月頃からあるんだけど、治らない。
やっぱり麻痺の影響みたい。
麻痺がある子とかだと、横隔膜のとこの筋肉?が弱ってきて、へこんで身体がゆがんできちゃうらしい。
それによって、二次障害みたいな感じで、ゼロゼロしたり飲み込みがうまくいかなかったりするらしい。
はーたんも、おっぱいの横のわき腹のとこ、痩せてきてるって言われた。
そこで、今日教わったのが、
「ボイタ法」

ボイタ法とは、決まった姿勢を取り、誘発帯と呼ばれるツボのような場所を決まった方向へ刺激することで、自分の意志とは無関係に、筋肉が元々持つ正しい動きを引き出す運動療法。
基本的には、寝がえりで・仰向けから横向き・横向きから四つ這いの動き、四つ這いの・うつ伏せから片方の肘と反対の踵で支えながら前へ起き上がる動きの三つの動きを出せるよう訓練します。
要は、身体のある部分を押すと、筋肉の反射が起こる。それを利用して、苦手なほうの筋肉を動かすって感じ。
はーたんは、肋骨らへんを押されてた。
ここを押すと、寝返り反射が起こるらしい。
これ、痛くはないけど、使わない筋肉を急に使うから、大人なら筋肉痛になるくらい疲れるんだそうな

そして、1日四回が効果的なんだそうで

明日からやってみよう


てかもっと早く聞いてればよかった

出来ることが増えるって、うれしいね


もう母もやり方覚えたから大丈夫

もし発作増えて忘れちゃっても、また教えてあげる。
手術で動かなくなったら、また最初から頑張ろう。
無駄なんてことはない、意味ないはずがない。
はーたんの成長が、母はこんなにうれしいもの

土日からまた発作が増えて、外泊から戻ってから寝返りも横向きもしなくなったはーたん。
きっと今は、右手に夢中なだけ、
だよね?
右手もウマイ。アムアム。