お久しぶりの詩の時間です。
プチ発作なうな状態でなんとなく載せたくなってしまったものをご紹介。

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鳥のさえずりに
カーテン開いて見上げる空
朝の気配を感じても
空は未だ闇
冬の夜はなかなか明けない
毛布をかぶって
夜明けを待つ

街は
まだ静かなまま
心地よい静寂に身を委ねている

僕は囁く星の声に
耳を澄ませてみる
 「ここにいるよ」
聞こえたのは気のせいかな
小鳥のさえずりに
邪魔をされてしまった


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これは基の筋は精神科の閉鎖病棟に入院している時に書いたもので、病棟移ってからか、退院してから完成させた詩。

閉鎖病棟って聞くと怖いイメージがあるかと思いますが、私にとってはとっても優しい空間でした。
よく朝方、日の明ける前に目が覚めてはいろんな言葉を巡らせていたものです。


そこにいなければ、今の私はなかった。
ここで新たに形成された私が今の私なのです。

最近はこんな風に発作を起こしても自分でコントロールできるようになりました。
ここまで来るのには長かったけど
これから収めていくまでにはまだ時間はかかるだろうけど
ここまでできた事を糧にしていきたいと思います。

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