なんだか風邪気味だなーと思いつつ今日まで来ましたが…
のどが痛い。
だるい。
なんだか熱が出そうな雰囲気たっぷりです

今週末は忙しいのに~

過去に書いた詩のノートを見ていて気が付いたのですが、秋の詩ってあんまり書いてないなぁ…と。
今日の詩は確かいつだかの今の時期に書いたものだったような気がします。
確か季節の変わり目だったなぁ。
実話から書いた詩です。
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「灰色のキツネ」
日没の砂浜で
野生のキツネに出会う。
ライトを点けた車のエンジンを止めて
彼がどうするのか、眺めていた。
それは単なる好奇心。
キツネと車の新港での対峙―
彼はこちらの動向をじっと見ていた
何かを訴えるように…。
野生と工学のあまりに不釣り合いな関係
彼の言いたいことが見えた気がした
『僕らの世界を土足で踏みにじるな』
欲に駆られた人間は
彼らの居場所まで食い尽くした
その眼には、悲しみと諦めが滲んでいた。
草はらに去った姿は、
好奇の目に耐えられなかった後ろ姿。
―彼は涙を流したか?
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