約二週間ほど、母はフランス・スペイン・ドイツへと旅に出掛けていた飛行機


母がどこか遠くへ出掛けるのは、震災以降なかったので、正直、少々の不安もあったのですが、昨日顔を見て、やっぱり良かったと思えました。


「どうだった?」
と聞くと父がすかさず
「帰ってきたくなかったんだって」

という言葉に一瞬耳を疑いましたが、楽しくて楽しくて、ずっと向こうにいたかったんですって。


三か国をあちこち行ったのではなく、トレッキングが五日間という内容で、母が好きなことが思い切りできたプラン。

今年はじめからいくことを迷ってた母に、
「行ったら良いじゃん」
とだけ言ってたのですが、それまでも、何度かどんより顔で
「どうしよ~」
と言ってたのですが、6月下旬に、私の家にあるスーツケースがどうだとかとちょこちょこ連絡が来てたので、なぜか聞いてみたら
「え?フランス行くんだよ」
とあっけらかんと返されたのには笑ってしまいましたが、それでこそ母なのです。


震災以降は、感情にも体調にも波がありすぎて、気晴らしにどこか出掛けたら?山を見に行ったら?と言ってたものの、
「その先で地震が起きたら…」
というのが先立ってて、どこかへ旅にいくというのがほとんどなかったので、これでこそ母と思うその行動に、嬉しくなりました。

久しぶりの旅が、まさか海外とは想像してませんでしたけどね(笑)


そして、姉と私に思いを託され(笑)一番の目的でもあった、ルルドの泉。


(こちらはサイトよりお借りしました。)


マリア様のメダイをお願いしてた私。

姉にも頼まれてたみたいなのですが

黒いマリア様にもお逢いしたようで、黒いマリア様のメダイも選んできてくれました。



すごい…
黒いマリア様にもお逢いしてきたんだ…
そう思ったら身体中に鳥肌が。。

写真を見せてもらおうと思ったら、肝心なルルドでカメラの電池が切れてしまったらしく、でもお仲間さんが写真を撮ってくれてたそうで、近々いただけるとか。

早く見てみたいものです。

そして、メダイメダイと、短い買い物時間の間で選んできてくれたメダイ達の中から、私はこの色を選らばさせてもらいました。



いくつも選んで来てくれたメダイ達を目の前にして、ずっと鳥肌が立ち、涙が溢れそうになったり、身体中にグルグルとエネルギーが回るのを感じながら、母の話を聞いていたのですが、母が、メダイの話や姉の話、私の話を道中、お仲間さんにしていたらしく、お仲間の皆さんもメダイをたくさん選ばれてたそうで、店内ごった返しだったそうです笑

でも、なかには、福島市にある聖母マリア様の像が正面玄関にある高校出身者の方もいらしたそうで、マリア様の話しに興味を持たれたらしく、さらには、「このメダイで娘さんにブレスレットお願いして良い?」と言っていただいたそう。


そう、こんなふうにして、マリア様のあたたかい愛に包まれる方が増えてほしい…

そういう思いを改めて実感しながら、母が選んできてくれたメダイ達を、我が家のマリア様のところに飾りました。



まだ、持てない…
まだ、ここで守っててください。

私だけが身に付けるのではなく、ここで、という思いが強いので、しばらくは我が家のマリア様の前に置かせてもらおうかと。。



子供達も「スッゲーキレー」と声をあげるほどの美しさ。



本当に有り難い。


母が旅立つ前に、洪水の被害にあったというルルドでしたが、無事行けたことに…

母がマリア様にお逢いできたことに、感謝と感激の思いが溢れます黄色い花





母の笑顔に輝きを、愛を、ありがとうございますキラキラ