久しぶりに、このテーマの投稿を。
タイは、タイ料理を習っているのもあって、
自分の中ではかなり身近な国です。
タイには3回しか行ったことがないけど、なぜか親しみを感じる〜
しかも、先日亡くなったプミポン国王は同じお誕生日で、
勝手に親しみが湧いていました。(12月5日生まれですw)
国民から大変敬愛され、とても人気がある国王と聞いており、
今回の崩御の報に、国民は本当に深い悲しみが広がっているのだと思います。
(子どもたちは、ちょっと微妙な方が多いと聞いていたのですが、
どうなんでしょうか???)
そして、友人のFacebookで紹介されていた、
2004年と10年以上前にはなるのですが、
プミポン国王からシリントン王女(この方、国人からとても人気があるそうです)への
お手紙の内容がとてもステキだったので、備忘録として記載しておきます。
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国王からシリントン王女への手紙
2004年10月6日
娘へ
この世界では、全てのものは常に対をなしている。
闇と光
善と悪
好きな方を選べと言われたら、誰もが明るい方を、良い方を選ぶだろう。
しかし、その願いを叶えるには、明るい方、
良い方に向かうには、人を愛することが必要だ。
人を愛することで、あらゆる問題は解決できる。
この世界は幸福で満たされ、平和になり、愛で溢れるようになる。
お前に伝えておきたい。
1. 周りの人をみんな友と思いなさい。共に生を受け、
共に歳を重ね、共に痛みを分かち合い、共に天に召される。
過去も、現在も、未来も、いつのときも、全てを分かち合う友だと。
2. 世界の良いところを見なさい。そうすれば世界はより良いものになる。
現実をきちんと見ること。
そうすることで、問題のあるべき解決策が導き出される。
3. 自分の足で立ちなさい。
すでに満たされているのだというベースを自分の中に持つこと。
今あるもの、今得られているものに満足すること。
それがどうであれそれを受け取る。
執着せず、あればいいが、なくてもいい、という考え方を持つこと。
身の丈に合ったものに満足すること。
持っているものが少なければ、得られるものが少なくても、それで満足すること。
ー 余裕を持つこと。自分を大きく見せないこと。後で困るのは自分自身
ーそこそこで満足すること、働いて、その働きに見合ったもので満足するということ。
ー 自分自身に見合った立場でちゃんと生きること。
4. ぶれない心を持ちなさい。
怠惰は罪であり、勤勉さには価値があると知りなさい。
嫌なことがあったときは、またいいこともあるし、楽もあれば苦もある、
賞賛を浴びることもあれば陰口を叩かれることもある。
ついてないときもあれば運に見放されるときもある。
それが自然の摂理なのだ、と唱えなさい。
むやみに嘆いたりせずに、「そういうものだ」と思いなさい。
父より
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この手紙の中に、人間が生きていくベースとなる考えというか
捉え方というか心構えというが全て集約されていると思いました。
朝、Facebookでこの記事を読んだ時に、
会社のデスクで涙が出そうになったくらい。
国王はヨギ?という感じにも思ったりしたのですが、
全てを達観したお言葉だなと、
国民からとっても愛される理由がとってもよく分かるなと感じました。
この文章は、家の壁に貼っておきたい。
これこそ、究極に運がよくなるコツだと思う。
記憶はすぐに忘れてしまうものだし、
目の前におこる現象に振り回されてしまったりすることが多いから。
自分の軸をもつために、そして、足るを知るために、
そして愛を学ぶためにこの世に、ちょうどいい環境で
人は生まれてきたのだなと、思うのでした。
だから私はヨガを通して、自分の対話をするようになったのだと。
ほんと、やっぱり何度読んでもいい内容だな❤
でわでわ〜