震災以来、度も映画館に行っていないくて、
「塔の上のラプンツェル」の試写会以来、
ようやく、映画を見ることが出来ました~
1ヶ月行けず、観たい映画が溜まっていて、
何を観ようか迷ったのですが、やはりずっと観たいと
思っていた英国王のスピーチ
を観ることにしました
公開から時間も経っているいるし、余震も続いているのも
あるかもしれませんが、それ程混んでいませんでした
~あらすじ~
幼い頃から、ずっと吃音に悩んできたジョージ6世。
そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世は
そんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。
ジョージの妻エリザベスは、スピーチ矯正の
専門家ライオネルのもとへ夫を連れていくが……。
やはり見所とはというと、主役のコリン・ファレルと
ジェフリー・ラッシュの演技のすばらしさですね
人の目や表情のやりとりだけで、伝わってくるんですよ
特にお金をかけたセットでもなく
本当に俳優自身そのもので成り立っている映画で、
ストーリーは分かりきっているのですが、それでも、
涙がこぼれて、映画の中にストンと入り込めました
吃音は心理的なものが発端で発症し、
国民の前でスピーチすることを免れることの出来ない苦悩
そして、それを少しずつ克服していく姿を、いい意味で、
キレイな美談としてまとめられたと思います
C・ファースはまるで舞台を見ているような感じで、
ジョージ6世の過去のトラウマを語るシーン、そして、
最後の国民へのスピーチは、本当にすばらしく
美談になるように脚色もされていたとは思いますが
久しぶりに自分もキレイな涙を流したなーと思ってしまいました
そして、もちろんローグ役のJ・ラッシュもすばらしかった
ファニーだけど、見守る温かさ、もの悲しさみたいなのが
父のようであり、でも、一国民でもあるその距離感が
なんとも上手に表現されていたかと思います
出番は少なかったのですが、ローグ夫人役の
ジェニファー・イーリーという方も、さりげなく大切な役割を
とても上品でいい雰囲気を出していたな
そして、女王陛下役はヘレナ・ボナム=カーター
この人、なんか独特のニュアンスありますよね
出すぎず、かといって存在が消えてもなくて
ちょうどいい塩梅のエリザベスでした
(私的には、風吹ジュンに似ている感じがしてます)
そして、ヨーク公のお兄さんのエドワード8世ですが、
うーん、この気になる感、誰だったっけと・・・
ずーっと考えて、エンドロールで、ガイ・ピアースの
文字が出てきた時に、そうだったと意味もなく、スッキリ
英国って、なんかやはり日本と似てるのかも
だから、このストーリーになんか、惹かれてしまうのかも
英国王の存在が、日本の天皇のような存在にタブって
見えてしまったのかもしれません
この日は、久しぶりに集中して仕事をした後に
観に行ったので、映画もすごく集中して観れました
やはり、メリハリって一生懸命やってる時に初めて
実感できるんだと、改めて思ったり
*******************************************
Tinkerbellの評価:★★★★☆(4.2)
最初のイメージ通り、そのまんまの作品でした。
とにかく、アカデミー賞主演男優賞と助演男優賞の
競演を楽しめることが出来てよかった~
派手なシーンもストーリーもないけれども、
心がジーンとした、すばらしい作品だったと思います。
やっぱりイギリス映画は好きだなと思わせて頂いた作品。
DVDでもよいかと思いますが、鑑賞をオススメします。
*******************************************
久しぶりに映画館に行って、予告も含めて、
見て気になったのはこちらの作品たちです
「ガリバー旅行記」 ジャック・ブラックが出てるから
「プリンセストヨトミ」 何故か気になった
「ブラック・スワン」 怖そうだけど気になるんだよぉー
「アジャストメント」 Mデイモン、出ずっぱりですね。
「X-MEN」 この手のものはやはり見ないと
でわでわ~