最近、脳関連の本はDr.苫米地の本を読んでいますが、
脳くくりで気になっていた、神田昌典さんの新刊を、偶然
トレンダーズさまよりモニターさせて頂き、読ませて頂きました~
(amazonサイト:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478008361/
)
いやー、こちらの本ですが、久しぶりに大ヒットでした
神田さんの本は、かなり読んでいるのですが、
これは、本当にスバラシイと思います
結構厚みがあったので、読み終わるかしら。。。と心配したのですが、
冒頭の「現代は、知的蟹工船だ」という導入から、
これは~って感じで、どんどん引き込まれて、
しかも読んでる途中からすごくワクワクしてきて、
どんどん読み進めることができあっという間に読み終えた感じ
私、経営やコンサル系の本は、殆ど読んでいないので、
正直、マーケティング用語とか分析方法とかよく分かってないのですが、
そんな素人でも出来るアプローチが書かれてあったのが、
とっても新鮮に感じたのかもしれません
専門用語とか使うと、一見賢そうに見えるし、
へーーーって感心はするのですが、目からウロコの感動とか、
すごーいという、内から湧き上がる感情って正直なくって
聞いた事がない単語のオンパレードで、私には意味分からないし、
こういう風には出来ないなと自信がなくなる中で、
プレゼンや提案の思考を違う切り口で書いてます
最近、営業に出ているので、どーしたら売れるかという事を、
まさに考えていたところでしたので、みんなでこの全脳思考を
使ってみようという気になり、既に上司&同僚に本をオススメして、
「一緒に、これやってみましょう」という提案までしてしまいました
本を読んでたら、自分もやってみたいそんな気持ちに
自然とさせてくれた本でした
特に、115ページに記載されていたマズローの法則を元に、
進化する消費を理解するという部分は、非常に興味深かったです
マズローの段階の欲求段階を消費パターンに置き換えて、
これは、本当になるほどと思いました~
現在は、段階目の自己実現の段階の消費パターンである
自己投影型消費(物語消費)に入っているとの事で、
自分らしさの追及が始まっており、商品に自己投影をする物語が
必要となってきているとの事
人々が共感する世界観を作る会社こそが、生き残っていく
だからこそ、営業している会社はもはや時代遅れという
事になるのだろうなと、思いました
この情報化社会、検索すれば調べられるので、
興味のある人は、どんどん相手からアプローチしてこれますもんね
自己実現の上には、トランスパーソナルの領域に入る
自己超越欲求というものが存在することになるので、
やっぱり、これからは、地球に関すること(環境・自然)や、
人間に関すること(心やつながり)などの分野が、
ますます注目されていくのかなと、思いました
私的感想
勝ち負けだけにこだわったり、人を出し抜いて、
自分(会社)だけ良ければという精神では、短期的な成功はありえても、
長期的には続きにくく、自分自身も心からハッピーな気持ちに
なれない場合が多いと言う事実を、人々分かってきている。
では、どういう発想で自分が仕事に取り組み、そして、
個々の仕事を通じて、世の中の人に役立てることが
出来るかという視点で、改めて仕事を見直していくことで、
新しい発想が自然と生まれ、自然と行動したくなり、
そして、世の中にでていき、結果として、そのサービスや商品を
手にした人もハッピーになるという、自動発信装置がついた
上方スパイラルに乗れる方法なのかなと思いました。
この方法って、いわゆる本当に成功した方(オーナー)といのは
自然に身につけている方法だなと思いましたが、
会社に勤めている人は、会社から与えられている仕事だから、
テクニックでやっちゃおう的な発想が、行き詰まりの原因に
なっているのかなと。
今、多くの人が「好きなものを、仕事にしたらいい!」と言ってますが、
結局、自分が好きなものだったら、「どうしたらみんなに
良さがわかってくれるだろう?喜んでもらえるだろう?」と
真剣に考えたものを提供するからこそ、自と、全脳思考になっていけて、
自分も楽しく発想が豊かになって充実した精神になるのかなと。
本書でも、脳の仕組みについて書かれてましたが、
本当に、心と脳は切り離せないものなのだなと、改めて思いました。
本当に、2,000円以上の価値がある本ですので、
ご興味のある方は、お読みになることをオススメしまーす
今までの神田さんの本の、集大成的な本だと思います
このたびは、本当に久しぶりに心に残る良書をモニターさせて
頂きまして、トレンダーズさま、ありがとうございました
でわでわ~