6月初旬は活動が目白押しでした。週末は一日中、炎天下での子供向けアートワークショップ、平日は仕事、そして復興支援関係の調整で盛りだくさん。元気だけが取り柄でしたが、6月初めについにダウンしてしまい、Emergency Roomに駆け込む有様。レイテの方たちを支援するために頑張っているのに、病院では逆に国際団体が復興支援で寄付してくれた薬を私までいただく羽目になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
それはともかく、6月8日、15日と大阪ロータリークラブさまからの支援で自転車バイクプロジェクト(第2弾)、チェンソープロジェクト(第2、3弾)を開始することができました。
自転車バイクは、以前のブログで説明した通りの内容で、10台の自転車を資本に開始し、自転車バイクのオーナーが毎日返済するローンを基に次のバイクを購入する、回転式アプローチです。今回は、パロ市のサンタクルス村にある自転車バイク協会に寄付しました。
チェンソーは、台風の影響で被害にあった家々を、居住区、道路、畑などになぎ倒され放置された木々を再利用して修理します。低利子で他の被災村にチェンソーを貸し出したり、材木を売ることもします。今回はパロ市のアラド村、バルゴ市のアバンゴ村にそれぞれ2台のチェンソーを供与しました。
それぞれの村で記念式典があり、8日には大阪ロータリークラブよりガバナー補佐の杉浦様、そして歯科医の沢田先生も参加してくださいました。それぞれの式典では、自転車バイクやチェンソープロジェクトのルール、維持管理を村が責任をもつこと、村外への復興支援に貢献することなどを約束する覚書を参加者皆の前で取り交わしました。また村からは感謝状を頂きました。村の人たちのきらきらした嬉しそうな顔が印象的でした。
皆が共に役割を担い、一緒に復興のために努力する。12月~の私の活動方針『一方的ではない、相互努力を意識した活動支援、将来的な復興、すなわち彼らの自立につながる活動の支援』に一致したプロジェクトです。このような活動を支援してくださったロータリークラブの皆様に心から感謝しています。また、これらのプロジェクトを引き続きモニターしていきたいと思います。












