父が……大好きな父が好きだった父が脳梗塞の苦悶の中亡くなりました。
10年ほど私はある事件。父が母を花瓶で殴ろうとしたので怒りが「ふざけんな!」と父を殴りました。

父は口の端を切り、もんどり打って倒れました。私は「出なければならない。」と思い、それから家を後にました。
それから10年私は一切戻りませんでした。結婚式も呼ばずに姉と母は来ました。

家内の父母も許してくれました。普通ありえないですね。

……それから長女が産まれて3ヶ月?ごろ父の世話をしていた姉から「お父さんが脳梗塞で倒れた。すぐ来なさい。」とあり、地域医療センターに行きました。産まれた娘陽子をつれ担当医に事情を話し会いました。「お父さん。僕の子」 父は目をわずかに開けうんと頷きました。見えました。