私は仲良くしていたお友達が

宗教、スピリチュアルに目覚めたという理由で

突然音信不通になってしまった経験を2回している。

 

お友達がその宗教でもスピリチュアルでも

納得しているのであれば問題ないじゃないかと

思われる人もいるかもしれないが、

友達や家族と連絡を取らなくなってしまうのはなぜはてなマーク

 

良い宗教、スピリチュアルなものであれば、

自分の幸せだけではなく、

まわりも幸せにしていくというものではないのか〜プンプン

私の友人はあの教会に入信し、外との連絡を断ち切らされ、

彼女のことを大切に思っていた周りの人たちは

とても悲しい思いをしたえーん

 

その悔やまれる過去を学びとし、

呼び起こされてしまう自分の過去の感情を切り離すため、

ここ数日にわたり、思い出せる限りのことをブログに書いている。

 

記憶をたどりながらのため、

事実とずれている可能性は大いにある。

自分のために書いているブログではあるので

話はくねくねと寄り道をしながら語られていく。

読者脱落多しはだろうと思うが、

気にせず綴っていく。

 

ただ、今にも通じている要素は多分にあり、

どんな宗教、スピリチュアル系でも

気をつけなければいけないポイントがあるので

最後まで読んでいただけたサバイバー達には

注意喚起になればと思っている。

 

では、先日の続き。

K君と会ってC子が今どうしているのか聞くために呼び出したところ、

「僕、元信者でした。」と、びっくり仰天のカミングアウトをされ、

困惑をしていた私。でも、とりあえず、これまでのC子の様子を

彼に説明をし、彼女の身に何が起きていたのかを解説してもらうことに。

以下、K君とのやりとり。

 

私:C子は占いをきっかけにのめり込んでいってしまったようだけど。

 

K君の解説

占いに連れていったお友達は教会の人じゃないかな。

たいてい始まりはそういう占いからだよね。

 

話は脱線するが、ここで思い出したことがある。

大学生の頃、本屋さんで立ち読みをしていた時に

とてもフレンドリーな女性が私のところにやってきて

人間関係の難しさ、居場所を探す難しさについて

語り始めたのだ。突然ではあったが、

興味ない話ではなかったので私も同調をして

彼女とお友達になるくらいの勢いだった。

ただ、バーベキューパーティに来ないかと誘われ、

「わ〜、あやしい。」と気づいた。

 

大学の頃、私はうつ状態が続いていた時期があり、

ターゲットにされやすかったのかもしれないが、

この見知らぬ女性と一瞬ではあるが、心の安らぎを得られた

気がしたのは確かだ。

危うく私も変な宗教に入ってしまうところだったのか?

マルチレベルマーケティングという話もあるが、

でも大学時代、こういう類の話はけっこうまわりにあった。

すべてあやしいので絶対に行ってはいけない。

 

更に脱線するが、

大学時代、私は友達と渋谷で待ち合わせしていたところに行く途中、

友達が見知らぬ人といるところを発見。30メートル先だったかな。

近寄ろうとしたが、

友達は目を閉じており、その見知らぬ人は友達の頭上に手を

かざしていたのを覚えている爆  笑笑

友達はかざされ終えた後、何事もなかったように私に気づくことなく

待ち合わせ場所に向かおうとしていたところ、私は笑いながら声をかけ、

「今、何してた?あれはダメっしょ。」と言った。

友達はあれからどうなるのか興味があったのだという爆  笑

今も大学生がよくターゲットにされるという話を聞くが、

絶対、誘いに乗っちゃだめだよ。気をつけてね。

 

話を戻そう。

 

K君は解説した後に自分の時はどうだったかを

説明してくれるのだが、彼の話も驚きの連続だった。

 

K君の場合は自ら入信したいと思い、

直接行ったらしいびっくり 

直接自ら入信とは。逆にどうやって?と私は思った爆  笑

C子の話と同じくらい興味深い話をK君は持っていた。

いろいろ気になったがC子に関してのやりとりを続けた。

 

私:何度もC子に変な宗教じゃないのか確認したところ、

彼女は否定をしていたけど、どうして?

 

K君の解説

彼女は本当にそれが統一教会だったとは知らなかったと思う。

完全にマインドコントロールされるまでは知らされないと思うし、

気づかないまま入ってしまったかもしれないことも考えられる。

 

そんなことあるのか?と、彼の解説を聞きながら、

おそらく彼にもわからないこともあるかもしれないとは思った。

 

私:2週間ごとにセミナーに行っていたみたいだけど、あれは何?

泊まり込みのセミナーにも行ってたみたい。

 

K君の解説

俺も泊まり込みのセミナーに行った。

とにかくみんな並ばされて自分の弱いところを叫び続けたんだガーン

泊まり込みはキツいね。結構な人数いたけど、知り合いもいないし、孤独な状態で

心細くなるような環境に置かれて、ずっと叫びっぱなしで疲れたチーン

 

彼の話を詳しくは覚えていないが、

自信を失わせるような状況におかれ、

体力的にも疲弊させていくセミナーだったよう。

 

ここからは私の想像だが、

理性では考えられなくなり、疲れ切ったところで

教義を教えこむと頭の中に浸透しやすくなるのだろう。

これがマインドコントロールのなのか?

 

私:彼女は結局はドタキャンはするけど、

私と出かける約束をし続けてくれていたのはなぜ。

 

K君の解説

彼女は一緒に出かけたいと本当に思っていたと思う。

でも、毎日教会の人間と必ずコンタクトを取らなければいけなかったので

一緒に出かけたい気持ちはあっても行けなかったんだと思う。

そうやって、あまり外の人と連絡を取らせないような仕組みだ。

教会としては彼女に毎日報告をさせることで、

マインドコントロールしていると思う。

 

私:で、結局彼女はどこに行ったの?

 

K君の解説

団体生活に入ったと思う。わりとあの教会は在家信者もいるし、僕もそうだったけど、

彼女は教会の方でいろいろと手伝わされているのだろう。

 

(「僕もそうだった」というところも気になったが、

先に彼女がどんなことを手伝わされていたかの質問の方から

聞いていくことにした。)

 

私:団体生活?どんなお手伝いをさせられるの?

 

K君の解説

狭い部屋に何人か一緒に寝る団体生活。

手伝いは建物の周りの掃除とかかな。

 

とにかく次から次へと私は質問をし、

K君は澱みなく答えてくれた。

 

余談だが、ここで英語のワンポイントレッスン笑

日本ではタモリさんが出てくる

「世にも奇妙な物語」という番組があるが、

アメリカには

The Twilight Zoneといって、

主人公が不思議な世界へと入っていく

テレビ番組シリーズがかつてあり、

(若い子は知らないかも)

自分が奇妙な世界に入り込んだ気分になった時に

I feel like I'm in the Twilight Zone....

と言います。

 

That was exactly how I felt.ガーン

 

質問は尽きないまま、日は暮れていき、

そろそろ帰らなければいけない時間になったので

K君に今、彼女はどこにいるのかわかるか聞いてみた。

 

これまでどんな質問にもスムーズに答えてくれていたK君だが、

彼にもそれはわからなかった。

そこでK君と私は協力して彼女を探すことに。

 

つづく。

 

このブログはC子の話ではあるが、

K君がどのように脱会できたか、

その話もいずれ書こうと思う。

 

長くなったので今日はここまで。

私の身に起きたことではあるが、

メインのメッセージを受け取りながらも

ストーリーの部分は何十年も前のお話、

おぼろげなので

フィクションとして、興味があればまた

気軽に立ち寄っていただけると

嬉しいです。

では。