人間の世界でも若い人への「叱らない教育」で戸惑っている

私のような昭和世代はいると思うが、

犬の教育(躾)も時代に合わせて変化し、

定着しつつあるのが「叱らない教育」だ。

GenZ世代の犬はとにかく褒めて育てなければならず、

叱ってはいけないらしい。

 

基本的には褒めて育てるのは犬のトレーニングとしての基本で、

昭和生まれの私でもそれは理解しているし、これまでやってきた。

ただ、気が強い気質を持った仔犬で噛み癖がある子に対しては

噛む強度がエスカレートする前に当然阻止したい。そんな時に

叱ってはいけないというのならどうすればいいのか。

 

時代遅れのトレーニング法

「絶対にダメです。やめてください。それはどれも虐待です!」と

強い口調で私は叱られてしまった。

 

虐待 その1

噛み癖がひどい犬の首輪にリードをつけて噛もうとしたら

リードをキュッと引っ張り、止めさせる。

 

虐待 その2

首の後ろの皮を軽く引っ張ったり、犬が前足を膝にかけてきたら

手ではらいのける行為。

 

虐待 その3

「プロの方でもマズルコントロールを躾に使ってませんか。」と

トレーナーさんに尋ねると「それは虐待です。」と返された。

 

更に「No!」や「ダメ」というのも言わないでください。

犬にはその意味が最初はわかりませんので、と

トレーナーさんに注意された。

 

令和のトレーニングは昭和のものとは違うというのは

人間だけではなく、犬もどうやら同じ。

それは「褒める」「叱る」の昭和のハイブリッド式から

どうやら「褒める」に一本化されたようだ。

 

それでは叱らない躾とは?そんなことが可能なのか?

叱らない躾で育った犬、他と比較してみたらどうなの?

 

次回に続く

 

*これは今私が雇っているドッグトレーナーさんとのお話を気軽に少しユーモラスに書いているブログです。ドッグトレーナーさんによって色々な考え方があると思いますので、このブログは私個人の体験を単に綴るものであってこのトレーニング法が良いとか悪いとかなどの意見は現時点では全く持っておりません。