犬を飼いたいがどうすればいいのか。
初めて飼った犬のブリーダーさんに
連絡をとってみるも、
もうブリーダーはやっていないらしい。
良い犬の情報があったら教えてくれるらしいが
あまり期待はできなさそうだ。
とりあえず、
ブリーダーのマッチングプラットフォームをみて、
良さそうなブリーダーさんを
見つけて連絡をとり、
仔犬の見学に行ってみた。
まず、わかったこと。
① 載せている仔犬の情報がデタラメだった。
ただ、言っておきたいのは、
悪いブリーダーさんだというわけではなく、
マッチングプラットフォームに
情報を載せているブリーダーさんのスタッフがいて、
そのスタッフによって
間違った情報が載せられていたということ。
普通に仕事をしている私のような人間からしてみれば
あり得ない間違いだが、
ビジネスという基準で犬探しを考えてはいけない。
というのも
そのマッチングプラットフォーム経由で
私はブリーダーさんに事前に
バスの関係で見学の時間に数分遅れて到着することを詫びたが、
そんなことは伝わっている様子もなく、
それどころか私たちが見学のために到着すると、
ブリーダーさんとスタッフはお昼を食べていて、
目の前にお食事をとられている姿を見て思わず
「あ、すみません、お昼時に予約をしてしまって。
外で待っていますのでゆっくり召し上がって下さい。」
とこちらの方が慌てて気を遣った。
AGAIN! ビジネスでは絶対あり得ない出来事
。
でも仕事ではなく、仔犬を見にきたので
私の意識を切り替えなければいけない。
私は「客」ではないのだ。
ブリーダーさんに子犬について
たくさん質問をしたところ、
掲載している仔犬情報がデタラメだったことが
次々と明らかになっていく。
ブリーダーさんも驚いていた。
私が、「この子のお父さんはチャンピオン犬の〇〇君ですよね？」と
聞くと「違います！この子のお父さんはXX君です。」と
なぜか上から目線でブリーダーさんの方から訂正が入る。
心の中で「あんたが載せている情報やんけ〜、
なんでそんなに強い口調で私が訂正されなければいけんのか〜」
と叫んでいた。
ブリーダーさんは情報に間違いがあったことに驚いてはいたものの、
それほど気にする様子はなかった。
ここで念を押して申し上げておきたいのは
決して悪いブリーダーさんではないということ。
あまりにもブリーダー業に専念されていて
プラットフォームの掲載情報をきっちりとスタッフと
擦り合わせるところまで気が回らないだけ。
仔犬はとても元気で、お父さんとお母さんが庭を
駆け回っている姿を確認することもでき、
ブリーダーさんはいろいろなお話をしてくださった。
私たちがこの仔犬を飼わなければ、
他に待っている人がいるとも。
商品の売買ではよく
「今買わないと他にとられますよ」と
半分脅しで商品を買わせようすることがあるので
「他に飼いたいと待っている人がいる」と言われると
どうしても懐疑的になってしまうが、
そういうつもりで言っているわけではなさそうだ。
いろいろなお話をしている間に、
ゾロゾロと他の犬たちも庭に出てきて、
元気よく走り回っていた。
その中に1匹少しお腹が膨らんでいる子がいた。
「あの子、来週くらいに生まれるんですよ。」と
ブリーダーさんが私たちに説明。
「想像妊娠ってこともありますけど。」
想像妊娠
犬も想像妊娠することがあるらしい。
出産予定があるのなら、
うちも犬を迎える準備に時間がかかるので、
出産を待つという返事をした。
会いに来た仔犬は他の方が興味があると
ブリーダーさんが言っているので、
私は安心をして見に来た仔犬は今回見送ると伝えた。
ただ、ブリーダーさんは言う。
「来週レントゲンで確認しますけど、
仔犬がお腹にいないってこともありますよ。」
さらに、
「今日、レントゲンを撮りに行きましょうか。
仔犬がお腹にいれば、出産を待っていただいて、
いなければこの仔犬飼いますか。どうしますか。」
この話の続きはまた後日ブログで。
繰り返し言っておくと、
私が直接対面した限り、このブリーダーさんのワンコたちは
どの犬もとっても元気。
また、ちょうど私たちが行った時に
ショーで優勝したというお知らせが届き、
ブリーダーさんも嬉しそうにしてた印象。
このブリーダーさんから
仔犬をもらってなんの問題もないと思う。
ただ、申し訳ないが、
利用したマッチングプラットフォーム(国内最大級)で
このブリーダーさんの評価をするならば、
5つ星のうち、星3つだ。
仔犬情報がデタラメだったということは
これから仔犬を飼おうとしている人からすると
信用できない。ありえない！
でも、このブリーダーさんの評判を落としてしまうような
評価を私がするようなことはしたくないし、
このブリーダーさんから仔犬を飼うことになったら、
ブリーダーさんとの関係もあるので
仔犬を譲ってもらっておきながら低評価をつける
矛盾が生じる。
結論として評価をしないのがベストであろう。
そして、私の犬探しのジャーニーのお話は続く。
