ChatGPTの凄さをブログで紹介したが、

注目が日を追うごとに高まり、時間帯によって

ChatGPTがキャパオーバーになってしまい、

使えない状態になることが頻繁に起き始めている。

まだまだ改善の余地がある段階で

過熱気味になっているが、

それだけのポテンシャルは充分にあると思う。

 

その将来性を信じてマイクロソフトはChatGPTの親会社である

OpenAI社に投資する可能性を発表した。

マイクロソフトは独自のbingという検索エンジンを

持っているが、現在Googleの方が圧倒的なシェアを

誇っている。

OpenAI社に出資してマイクロソフトはその

牙城を崩しにいく構えで、これから

検索エンジン利用の分散化(diversifcation)が

起きるだろうと言われている。

というのもこれをきっかけに、或いはChatGPTを活用して

専門検索エンジンを開発するスタートアップや中小企業が

次から次へと出てくるかもしれない。

 

なんとなくニーズは皆さんも

感じているのではないか。

例えばGoogle検索をしても、

欲しい情報が6ページ目にあったってこと、ない?

広告収入というGoogleのビジネスモデルが

検索の可能性を制限してしまっている。

検索にかけたところで

ベストな情報が出てこないことがとても多い。

 

もっとマニアックな検索エンジンが

あっても良いよね?キーワードを入れて、

一発でピンポイントの情報が見つかる。時短になる。

 

OpenAI社はそんな検索だけではなく

いろんなことを可能にしてくれるかもしれない。

画像を生成してくれるDALL E-2を開発したのもこの会社。

 

全くコンピュータプログラミングの知識がない私でも

このChatGPTを使えば簡単なゲームアプリが

開発できるのではないかと

けっこう期待している。

骨格を指示すれば、プログラミングコードを書いてくれちゃう!

日本にいる子供達が楽しめるような英語のアプリを開発をして

英語の格差をなくすのが私の目標だ。

 

ただ、これまでOpenAI社はこのプロジェクトを非営利でやると

言っていたスタンスを営利目的に最近切り替えてしまったことで

成長を阻む様々な要素が出てくるのが心配だ。

 

ChatGPTが生成するものはオリジナルでも

その元となる全ての情報は他者のサイトを

crawlして手に入れているため、

営利目的となると

著作権侵害の問題も出てくるだろう。

そうすると訴訟対応もせざるを得なくなり、

この技術が持っている可能性を

十分に発揮できなくなってしまうだろう。

 

しかも、IPOを視野に入れている様子。

IPOをして大金を手に入れてしまうと

人って変わってしまい、モチベーションも薄れることもある。

或いは株主や投資家にあれこれ注文をつけられ、

会社が変な方向に向ってしまうことだってある。

 

今のところCEOのサム・アルトマン氏の

インタービュー動画を見たりするが

かなり頭が切れる人のようだ。

技術で世界を変えられることに期待をしているし、

本気で変えられると思っている。

名前はサムだがサム・バンクマン・フリードとは

対極にある人であることは間違いなさそうだ。

 

まさに私たちは今技術革新のjuncture pointにいる!

この人の発言に今後注目していきたい。