目が悪くなり始めたのは40歳の頃。

それまでメガネをかけたこともなく、

裸眼で1.5の人生を歩んできた。

 

昔から少し鳥目で、

人より暗いところは見えていないという

自覚があったこと以外、

目に関して全く不便を感じたことがなかった。

 

それが、

照明が暗めのレストランのメニューが読めなくなり、

薬やサプリメントの瓶に書いてある使用法も

読めなくなる。ろ、ろ、ろ、老眼だ!

 

最初は認めたくなく、抗った。2年も。

自分がおばちゃんになっていくことを

(もうその時点でかなりのおばちゃんだが)

正式なもの(official)にするのが嫌だった。

高齢者側にWelcome to the club!と歓迎されたくない。

ここから老化するというあっち側へのそのラインを渡りたくない。

だってまだ早すぎる。

だからこそ老眼を認めるわけにはいかない。

そこで私のとった行動。

 

抗い方 その1

メガネを買わない。しっかりと見えることより、

自分はまだ老化が始まっていないという

暗示をかけている方が大事。

 

抗い方 その2

見えるふりをする。

スマホを見るとき、メニューを見るとき、

見えていないが、読めているふりをする。

ここのポイントは対象物との距離を保つこと。

前に持ってきたり、後ろに持っていったりという

腕の前後運動はさせない。

 

そして極めつけは抗い方 その3

オルソケラトロジー

夜寝る時に特殊なコンタクトレンズをすることで

角膜の形状が矯正されていて朝はばっちり見えるチョキ

 

ところがオルソケラトロジーのコンタクトレンズは

うまくいった日は一日中とっても快適に過ごせて

良いが、横向きで寝てしまった夜は朝大変!びっくり

世の中のものが二重に見えてしまう。

これが片目だけでも24万円。両目で50万円弱。

自分で稼いだお金はどう使おうが自由だと

思いながらも、さすがにこの金額はダンナには

言っていないてへぺろ

また、結局乱視の私には合わず、やめてしまった。

もったいないことをしてしまったが

このコンタクトレンズを珍しがって

話を聞いてきたお友達には

数々の失敗エピソードを語り、

たくさんの笑いを

提供することができたのでPriceless!テヘヘウインク

 

結論として

目が悪くなったと気づいたら

すぐに老眼鏡(reading glasses)を買うのが一番。

 

どんなに抗おうと老化は容赦なく進んでいく。