ビジネスマンが使う用語、フレーズは

その時代を反映していることが多い。

 

15年前、海外の会議でよく使われていたのは

the definition of insanity is to do the same thing

over and over again and expect different results.

 

何度も何度も経営会議や取締役会で使われ続け、

よくも飽きずに繰り返し繰り返し同じことを

言うもんだと思った。

ただ、この表現を使った日本人のビジネスマンに

遭遇したことはない。

どうやら日本のビジネスマンには

響かなかったようだ。

 

日本の会議でよく使われる表現は

ゆでガエル(特にtraditional Japanese companiesの間)

ファーストペンギン(特にIT系の新興企業)など、

動物系のものが好まれたりする(笑)。

 

そして最近頻繁に使われていると感じるのは

二律背反。

 

日本の会議でよく使われている表現、

英語でそのまま言ってどこまで通じるのだろうか。

 

例えば二律背反。英語でantinomyというそうだ。

このまま使える人はいいが、

私にとってあまり馴染みのある単語では

ないので本当にanitinomyで二律背反を

表現しきれるのか確認したい。

そんな時はどうするか。

 

1)collocation dictionaryで使い方を調べてみる。

Google 検索をすればオンラインのコロケーション辞典は出てくる。

今回はozdic.comを使ってみるが載っていない。

 

2) 'anitinomy' quotes でGoogle検索

どういう状況で使われることが多いのか引用文を参考にする。

あまり出てこない。

 

3) Youglishを使ってみる。

検索結果21 

3つ目の動画でparadoxという言葉とよく出てくることに気づく。

 

結論

二律背反=antinomyと使うのは私にとってハードルが高すぎる。

コンテキスト(状況)に合わせて考えよう。

 

英語の単語を使いこなせるようになりたい時は

このようなプロセスを経て検証する。