10月22日の続きです。

 

ネットで見つけた論文(2019年)に、キイトルーダの効果予測因子が3つ挙げられていた。

(これ以外にもあるとは思うが)

 

①PD-L1高発現

②治療前NLR低値

③治療前放射線療法(骨転移のある患者)

 

特に②について書きたいと思う。

 

NLRというのは私は今まで知らなかったのだが、バイオマーカーとしては有名らしい。

NLRは好中球とリンパ球の比であり、癌になったあとの予後に関連しているらしい。

 

NLR=好中球(%)÷リンパ球(%)

 

白血球は、好中球(Neut)とリンパ球(Lympho)が大多数を占めている。

好中球は主として細菌感染の際に細菌を殺す役割を担っており、

リンパ球はウイルス感染細胞を攻撃したり、癌免疫で重要な役割を演じている。

特にリンパ球の数は大体一定に保たれており、白血球の数が増える主たる理由は好中球が増えていることだと解釈するらしい。

好中球が比較的多く、逆にリンパ球は少なめと言うのは、以下のように解釈するという。

―腫瘍増殖の結果、炎症反応が起こり、その結果(炎症組織に動員される)好中球が増えていることが一つ。逆にリンパ球に関しては、体質的に少ないという可能性が高いのかもしれない―

 

今回私が見つけた論文には、

 

「キイトルーダやオプジーボで治療された非小細胞肺癌患者(52例)を後方視的に解析した結果、

治療前NLR≦4.59であればNLR>4.59と比較してPFSおよびOSが良好という結果が報告されている・・・

・・・・Soyano AE, et al. Baseline peripheral blood biomarkers associated with clinical outcome of advanced lung cancer in patients treated with antiPD-1 antibody. J Clin Oncol 2017;35(Suppl):e20599」

 

父の場合はどうだろう?

 

先日の父の血液検査結果からNLRを算出すると、

なんと!

NLRが7以上もあった。

リンパ球が約10%しか無いのだ。

逆に好中球が70%もある。

 

(続きます)

 

 

*ご注意ください

ここで書いた事は私個人がネット等で調べたもので、

必ずしも正確な情報とは限りません。

また、時間が経過することにより、情報が変化してしまう事もあります。

適時、患者様・ご家族様ご自身でお調べになって、

お確かめ下さいますようお願い致します。