こんばんは、前田です。
愛媛の素敵な部分について、誇るべき部分について、
僕の好きなものをみんなにも好きになってほしくて、
今回はお話しようと思います。
今日は、愛媛県の銘菓である「一六タルト」を皆さんに紹介したいと思います。
一六タルトは、愛媛でも1、2を争う代表的な銘菓でその歴史は長く、愛媛県民で知らぬものは銘菓です。
さあ、早速その一六タルト、どのようなタルトなのかご覧にいれましょう。
これが一六タルトなるものです。
どうですか。
この圧倒的タルト感の無さ!!!!
中の餡はゆず風味!!!
餡って、あんこのことですよ!
どこがタルト!!!
棒状なり!
もはや和風ロールケーキといった方が伝わりやすいのではないか!!!などと言うなかれ。
その理由は、一六タルトを販売している一六本舗が創業するよりも前の、江戸時代までさかのぼります。
江戸まで遡られたら、反論もなにもないでしょう。
現在の愛媛県にあたる久松家初代松山藩主・松平定行公が、長崎で食べた南蛮菓子のタルトが、カステラ生地でジャムをくるんだものでしたが、定行公は殿様菓子用に、現在のようにあんこが入ったものを作らせました。
それ以来、「一六タルト」の製法は代々受け継がれ、今では四国の名産になるほど知名度が高くなりました。
つまり、タルトなのですよ。
みんなの知っているタルトよりもタルトかもしれません。
タルトとは違うタルトである同時に、タルトよりもタルトたる部分があると思うのです。
ちょっと自分でも言っている意味が分からなくなってきたので、兎に角お茶のお供に最高な茶菓子だということは念を押して言っておきたいと思います。
もちろん、他にも愛媛に銘菓はたくさんあるのですが、あんこが好きなあなたにぜひ!