どうやらたけしさん本人はこのフレーズを言ったことはないらしいです。「ダンカン~」とか、「ばかやろうこのやろう」は確実に言っているので、ものまね芸人さんがうまい具合に作ったフレーズということなのでしょうか。

壮大な前フリは置いておいて、ついにダンカンまで引退。会見や引退試合はなく、チームを通したメッセージを残してユニフォームを脱ぐことになりました。

前の記事でも書いたかもしれませんが、NBAを見始めたころはスパーズが好きではありませんでした。当時の贔屓だったピストンズとのファイナル、クラッチタイムにR.オーリーが3Pを決めた瞬間、失意のどん底に落とされたことを覚えています。ラシードよ、どうしてジノビリにダブルチームに行ってしまったのだ。
パーカーのドリブルを誰も止めることができなかった次の年のウェストのプレイオフ、マブスのデビン・ハリスが持ち前のスピードをDFで生かしてパーカーを止め、ファイナルへ進んだとき、狂喜乱舞しました(マブスはファイナルでヒートに2連勝のあと4連敗)。
その次のファイナルは私の観戦歴史上最もつまらないファイナルとして記憶されています(レブロンはブルース・ボウエンにシャットアウトされ、キャブスがスイープ負け)。
完全にスパーズは敵役でした。

そこから少し経っての久々のファイナル。3キングがそろったヒートに対峙するスパーズを、私は応援していました。
デビン・ハリスしか止めることが出来なかったスピードを見せることはなくなってしまったパーカー。あんなに長かった髪は行方不明になり、ベテランなのに「アルゼンチンには堅実なんて言葉ないね」とばかりにギリギリのプレイを連発し、ファイナルでTOを8個してしまうジノビリ。そして敵役だったころと何が変わったのか判別できないダンカン。3キングスに加え、レイ・アレンが加わったヒートに対してスパーズは見事な試合を見せてくれました。
ただ、ただ、第6戦の最後のDFリバウンド。それが取れなかった。OFリバウンドをもぎ取ったヒートは試合終了間際にレイ・アレンが同点の3Pを決め、OTとなったその試合と第7戦を取って2連覇を果たしました。

勝負ごとに「もしも」はいけませんが、もしあのリバウンドをスパーズが取っていたとしたら、スパーズそしてダンカンは念願の連覇ができていたのではないでしょうか。だって、翌年同じヒートにすんなり勝ったし。

コービーと同様、私のNBAには意識するしないに関わらずダンカンがいたのですね。最初はあまり意識してませんでしたが、いつの間にかファンになってました。
試合前にボールを抱えるあのルーティーンがもう見られないと思うとさみしいです。ヤフーニュースでダンカンの記事がある度に、芸人のダンカンさんが関連ニュースで出てくるのがいつしか楽しみでたまらなくなっていました。

「お疲れさま」とか「ありがとう」なんて言えるほど私はまだ大人ではありません。
さみしいよ、ダンカン。


Timo