すごい雨の音に目が覚めました。
ジャンジャンと降っています。
下の階でうたた寝をしていたであろう夫が窓を開けた音がします。庭のプランターの野菜たちを確認しているのかな??
今日は少し重い話になります。
(後日消すかもしれません)
最近いじめを苦にした自殺や、殺人?の報道が立て続けにワイドショーで取り上げられていました。
大きく取り上げられないだけで、全国でこういう事件は多々起きているのかもしれません。
電車の人身事故も、きっとそういった繋がりの一つですよね。
私の兄弟は、中学生の時にいじめにあっていました。
最初は部活の先輩から。次にクラスの友達から。
男子ということもあるのか、精神的にも肉体的にも暴力を振るわれていました。
理由は一体何だったのかな?今やもうわからないけど、本当に下らないことだったと思います。転校生だったから?反抗しなさそうだったから?きっとそんな感じです。
彼が更に辛かったのは、家族にそれを打ち明けられなかったことではないかと思います。
どうやってそのいじめが終息したのか忘れてしまったのですが(父親が学校に行ったことは覚えている)、今度はいわゆる「ヤンキー」へと変貌を遂げた彼は、学校をサボりタバコやら何やら怪しい仲間たちと楽しげにやり始めました。
胸にはポッカリと穴が空いたまま…。
もともと人一倍真面目だった人だから、それでも何とか高校受験をし高校に行くことができました。中学の仲間たちが少ない遠くの学区を選んだのは理由があったのかな?
最初さえ頑張って通っていましたが、それも長続きせず。高校2年になる頃には中退してしまいました。(この理由が未だによくわからない)
そしてここから引きこもり生活が始まり、数年間部屋からほぼ出て来れなくなってしまいました。
今だからこそ「数年間」というたった3文字で書き表せますが、本人・家族にとってのこの「数年間」は、何十年にも相当する長い長い辛く悲しい時間でした。
この時期、彼は毎日のように「死にたい死にたい」と思って生きていたそうです。酷い日には死に方を考えたり、キッチンに降りてきて包丁を手に取ったこともあったと後に聞かされました。
その後色々あり、部屋から何とか大きな一歩を踏み出せた彼は「中卒」という経歴に苦しみながら職を転々としました。
最終的にたどり着いた現職場で、仕事をしながら通信高校に通い見事卒業し、順調に人生が進んで行くと思ったのですが…
数年前に「うつ」を発症してしまい、今もたくさんの症状と闘いながら生活しています。
うつ病の原因の一つに「いじめ」の過去があるようです。
もう20年以上前の事が今になって出て来るんです。多感な年齢だったこともあるのかな?
結婚し家を離れた私ですが、今もふと彼の状況が気になり、実家に電話する度に状況確認をしています。
とにかく生きていてくれ。
できれば楽しく生きていてくれ。
学生時代ってその小さい社会が、まるで全世界のような感覚に陥ってしまいますよね。(子も親も)
でも違うんだよ!って言ってあげたい。
見てごらん?毎日通る道に建っている家、一軒一軒に人が住んでいるんだよ。
あなたがテレビの中で目にするあの場所でも、たくさんの人が生活しているよ。
地図上でしか見たことのない広い世界は本当にあるんだよ。
学校だけが全てではないんだよ。
生きてさえいれば。
どこにでも行けるんだよ。
死の淵に立っていた彼にもっと早く伝えてあげられたら良かった。
家族全員でもっと寄り添ってあげれば良かった。
そしたら彼の今の苦しみも、少しは違ったものになっていたのかな…
私は今、二人の娘の母親という立場です。
彼女達が苦しみに出会った時、今の私は一体何をしてあげられるんだろう?
ちゃんと向き合ってあげられるのだろうか?
導いてあげられるのだろうか?
寄り添ってあげられるのだろうか…
あなたは一人じゃない。
いつも私が見守っているよ。
今はそう伝え続けたいと思います。
