こんにちは、ティムです。
金融界の3大市場といえば、為替、金利、株でしょう。
しかし、この3つが並び称されることは、やや違和感があります。
というのも、
株は企業価値
金利は元本とクーポンの価値
等、わかりやすい本源的価値がありますが、為替の価値は?
と言われると、非常にあいまいです。
国の価値と答える方もいますが、あいまいな定義で、国家という括りは、はっきり価値を張れるものではありません。
物と交換できるため、これが価値だという見方がありますが、物価は可変であるため、これもはっきりしません。
個人的には、金利、株は絶対的価値がありますが、為替は、相対的価値でしかないと理解しています。
よって、株や金利に比べ、為替はオーバーシュートしやすい性質を持っていると考えています。
流れに乗れば、理由がなくとも上昇し続けるなど、ファンダメンタルズからは説明できない動きをするもの、そのためだと思います。