とびきりの花束を

僕が君なら、
どんな人を求めるだろう

って考えながら

かっこよくなくなってた自分を恥じればいいさ

輝くしかないのだ

結局輝くしかないのだよ


つらなる絶望の首根っこを
ジョキンと切り落として

いつも通り

いつも通り地下鉄に乗って
会社に行って働いて
食べて寝る

そんな日々でも
なるべく慣れないように
慣れないようにって
やってきたつもりだけど

ほんの少しだけ今
何かがひっかかっている
何、とは言えないけども
何かが怖い

こうした小さなひっかかりは
たいてい見過ごしじゃない

いや、たいていは予想より
コトはもうちょっとだけ

先に進んでしまっていることが多い。


とはいえ、野暮なことすれば
心は離れていくだけだし

絶対うそつかない人だから

もっとちゃんと見て
もっと大きく構えよう

大丈夫
もう大人だから
近くにあるものを
ちゃんと幸せにするのだ

せくなす

急いでんのかな
いろいろさ

生き急いでも
誰も来ないし
そんな早く死ねないし
いいことないよ
いいことないんだから

ゆっくり動こうよ
動じなくていいから

結論なんて時間がたたないとわかんないんだから
ましてや人の感情なんて
もっとずっとだから

ゆっくり
ゆっくり
ゆっくりでいい

世界は逃げないし
僕も逃げられない

時間はあるから
ゆっくり

ゆっくり