先週の日曜日にイオンシネマにて
夫と結婚して初めて一緒に映画を観た。

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二人とも希望が珍しく一致し
カンヌ映画祭受賞作品で是枝監督の
「万引き家族」を観てみようとなった。

夫は是枝監督作品にはまるで無頓着
ただカンヌ受賞作品だからというミーハーな動機からなのだ。

私はといえば
かつての「誰も知らない」
を観た衝撃から割と好んで触れていたりする。

リアルなメッセージ性や仕切らない問いかけをする終わり方に心を揺り動かされる。

それと、大好きな「樹木希林」さんも
出演されてるし。
寺内貫太郎一家からファン😅



キャラメル味のポップコーンを買って
後方で一番右端の席に座る。

あー久しぶりだなぁ✨

お決まりのCM
その長さに夫はぶつくさ文句を言う。



いきなり 万引きシーンから始まった。


おばあちゃんの年金頼りに古びた長屋に共に暮らす夫婦と訳ありなその妹や弟達
生活費の不足分を日常的な万引きで補いながら都会の片隅で それぞれがそれなりに前を向きながら生きている。

ある日 不遇な少女を「拾い」
しばらくの間家に住まわす。

その少女が 彼らを より「家族」
にしてく。

例え それが皆他人であったとしても
社会の常識から逸脱した形態であっても
 そこには 安らぎや語らいの場がある。互いの境遇に思いを寄せ会うことで 血の繋がりを越えるくらいに絆を結ぶ家族になる。



やがて

とりでのおばあちゃんは亡くなり
ある事件をきっかけにして
その日常は崩壊へとたどり着き

「家族」は解散していく



血縁のある家族での生活が機能されない人間であるなら

擬似的だとしても
ある秘密を死守することで一体となった家族体でも 仲睦まじく日々平穏に暮らしているのであれば それも有りなんじゃないかなと思う。


そして
子供は大人が思うよりも 
かなり大人だったりする。

善悪のジャッジを子供によって示されていく。
是枝監督の鋭い人間観測にはいつも
痺れるのです。


雑然とした部屋や狭いお風呂
駄菓子屋
なんてことのない言葉のキャッチボール
シースルーな下着ですする真夏の素麺
どこか懐かしさを
感じる作品です。