いやー、ほんと暑いですね。 (こればっかりw)


まだ雨が降りません。 晴れ


当たらない気象庁の週間天気占いでも、晴れマークだけが続いています。


そろそろ干からびそうです。




さて、週末のSUPのお話ですが、ハプニングがありました。


まずはこちらの動画をご覧ください。

 

 

 

最後まで動画をご覧いただけたら、詳しい説明はもういらないと思いますが、チン(沈)しました。 SUPでセイル遊びを始めてから「初チン」です。  ロストバージン!w


 

しっかり固定もしていないセイルリグをボードに乗せて、今までチンしなかったのが不思議なくらいです。 見事に転覆して、ボードがセイルごとひっくり返りました。

 

方向転換でセイルが反転した時に、ブームパンチを避けてバランスを崩し落水しました。左手でスマホを持って撮影しながら、右手でラダー操作していたので、両手離し状態だったのが原因です。


以下の写真はスマホが撮影していた動画からのスナップです。

 

ここからターンの最終段階です。

 

 

ブームパンチをかわしたものの、既に体の軸はボードの外にあります。

この時、左足はまだシュースを履いています。

 

 

水平線がかなり傾いて、もうリカバリー不可能な状態です。

 

 

ボードが完全に立って、滑り落ちました。

遠くに垂直になったサンブリッジが見えます。w

 


ここから水中の映像です。 セイルのオレンジ色が綺麗です。w



見事なチンですね。w


問題は、この後の復帰です。
ボードに掴まった状態では海底に足が着きませんでした。


ライフジャケットは身に付けていたので自分が沈む心配はありません

いざという時、ライフジャケットは大切ですよ。

フレームはボード中央の持ち手と1か所だけバンドで固定しています。
なのでボードとセイルリグがバラバラになることはなく、セイルは竹製のマストと100均のレジャーシートで軽量なので簡単にひっくり返せました。

ところが、マストが立つとセイルに風を受けてボードが風下に流され始めます
ここからが大変でした。


 

周りを確認すると、パドルはバンドで固定されたままボードに乗っていました。
座席のシートもフレームに付いたままでした。

給水用に積んでいた「CCレモン」が後方に流されていました。
撮影していたスマホも水中を漂っています。
さらに左足のウォーターシューズが脱げています。



さてどうするか?

同時に全てを救うことはできません。
ここからは究極のトリアージ的な選択問題になりました。



コスト的に、まずスマホの確保です。
スマホが入った防水ケースを掴むと、たっぷりと海水が入ってスマホがドリップされていました。

「えっどうして? 防水だよね?、えっえっ・・」 パニック!

画面を見るとまだ撮影を続けています。


スマホの「Galaxy S10」はIPX8の防水性があるので、水道水で水深1.5mまでは耐えられます。 問題はここは海で、水道水じゃなく海水です。

しかし、今さらどうしようもありません。
ヘタにケースからスマホを取り出すと無くしそうなので、そのままにして
次に手が出たのは「CCレモン」でした。


 

本来ならシューズを探すのが筋ですが、今使っているシューズは4年前に購入したので、使い込んであちこち穴だらけで何度も修理してボロボロです。そろそろ買い換えようと思っていたところでした。

そもそも足も届かない海の中で、海流もあるので捜索が難しいのは必至ですし、もしボードから手を放して潜って探せばボードが風に流されてしまいます。
ということで、シューズは諦めました。


この時点では・・・



急いで  後方に泳いでCCレモンをキャッチ!

風に流されるボードを追いかけて、ボードを掴んだ時には海底に足が着きました。

こちらのビーチは遠浅で、潮が引いていれば陸地化する部分もある程です。
とりあえず、助かりました。

ロストは片方のシューズだけでした。

急いでビーチまで戻って、まずはスマホの手当てです。
早く人工呼吸をしなくては・・・AEDはどこ?

ビーチを走って手洗いの蛇口までダッシュ!しました。
この時、初めて気付きました。

真夏の砂浜は裸足では火傷します!

とても歩けたものではありません。
10mで火傷しそうな感じでした。

よく日中に、ビーチで犬の散歩をしている方も見かけますが、
一度ご自分が裸足で歩いてみるとわかります。
無理です。絶対に!

 

急いでスマホを水道水で洗って、塩を洗い落としました。
防水ケースを確認すると小さなピンホールの穴が空いていて、そこから海水が流れ込んだようです。よく水を切ってから電源のオフ・オンも試してみましたが、スマホは問題なさそうです。 ほっ

それにしても、今時のスマホは丈夫に出来ていますね。
マイクやスピーカーはオープンですし、イヤフォンジャックやUSBの口は大丈夫なんでしょうか?


 

一安心してから、ボードまでケンケンで戻って考えました。

【案1】 このまま道具を片付けて帰る。

【案2】 ダメ元で片方のシューズを探しに行く。


海の中で失くしたシューズを探すのは無謀なことだとよくわかります。
そもそもチンした正確な場所もわかりませんし、おそらくチンしたところから海流に流されて、今は別のところを漂っているかもしれません。まさに砂の中から針を探すようなものです。

よくよく考えてから、無謀な【案2】にチャレンジしてみました。
おバカですね。w


大まかにチンした場所は、対岸の防波堤のラインとビーチの大きな流木が交わる辺りだったと思います。幸運にも当日の海は比較的奇麗で、透明度もそこそこありました。



ボードの上から海底を覗き込むと砂の波紋がなんとか見えました。
もしシューズらしきものがあれば見える可能性はありそうです。

何度も、何度も、何度も、それらしい周辺を捜索しましたが、シューズらしい影は見当たりません。 まっ、普通はムリですよね。w

そろそろ引き上げようかと思った時に、微かに黒いものが波間に映り込みました。
ボードを慎重に動かして真上まで移動して覗き込むと、間違いなく失くした片方のシューズが海底に沈んでいました。



見つけた!

と思ったのも束の間、ボードが波に流されて再び見失いました。
 

一度見つけたものは諦められません。そこから再び捜査です。
10分ほど探し続けて、再び巡り合った瞬間に海に飛び込んでゲットしました!


無事に両足のシューズが揃いました。 

こうして見比べると左右の部品が違っていてボロいでしょ。w



結果的にはロスもなく、気分もスッキリしたので、しばらく波間でSUPしてから撤収しました。

 



久々に海中に潜った時のモコモコした海の音が懐かしい感じがしました。
次回はボードからのシュノーケリングもいいですね。w





帰宅後、オヤツにトーストを焼いてもらいました。 お腹空いた!
ヨーグルト付きです。



ヨーグルトにはパイナップルの他にイチジクと巨峰もトッピングされていました。
貴重な巨峰は半分にカットされて入っていました。w







夕方、チョピに誘われて、いつもの森まで散歩に行ってきました。



水不足で、池の水がかなり減っていました。
このままだと干上がるのも時間の問題かも?



空の真ん中に見える白い点がお月さんです。
雨を降れ! 雨乞い中・・・

 

 

先程、娘2号が帰省してきました。

今週は忙しいお盆ウィークになりそうです。