ラジコンのタグボートの制作も終わってしまって、
趣味のライフワークにぽっかりと穴が空いた状態になっています。
 

 

その穴埋めに、1年以上放置していた「アメリカ号」にも着手したのですが、
止まりました。

 

 

 

 



理由は、帆船模型の飾り物では面白くないので実際に水上で走らせたいのです。
そのためにはラジコン化が必要ですが、ちっちゃすぎて難しいです。
おそらく、このまま長期発酵工程に入ると思われます。w


やしの木波やしの木波やしの木波やしの木


気温が上昇するにしたがって「ボートを作りたい病」がまた発症しています。

最近はセイルボードの妄想が止まりません。
目指したいスタイルは「ボート」じゃなくて、夏用の「ボード」型のセイルボードです。


色々と検索してこんなビデオを見つけました。
ラブラブのビデオでほっこりしました。w

 

 


先日テストしたセイルデザイン、古典的な「Crab claw sail(カニの爪)」が特徴的な「Sunfish」という小型のディンギーで、日本語にすると「まんぼう」になります。
名前のとおり可愛いスタイルで気に入りました。

大きなサーフボードのようなデザインが特徴的で、おそらく現在の競技用ディンギーの祖先だと思います。ボートというよりボードに近いので半チンで夏の水遊びにはピッタリですね。



手っ取り早くは先日テストしていた「セイルSUP」でもいいのですが、
理想はマストとセンターボードをボードに突き刺したいのです。

 

 

 

 

 


そうなるとボードから自作する必要があります。
オプションでフォイルを付けてもいいですね。

 

 

 

 

 

 

私の場合、乗って遊ぶより色々と妄想したり、モノ作りしている時間が大切なんです。
どうせ完成して何度かテストしたら気が済むはずですから・・・

 

「Sunfish」関連情報を探していて見つけたのが「Sailfish」というセイルボードです。
「Sunfish」のさらにご先祖様です。

 

 

このボードは当時のものをレストアしたもののようです。
こんな記事も見つけました。

 

 

 

「Sailfish」とは「バショウカジキ」の意味になります。
確かにバショウカジキはセイルボートのようなスタイルをしていますね。

 


 

ボードの形から「海のアイロン台」とも呼ばれていたようです。
確かにアイロン台ですね。w


1945年に設計書の販売がスタートしたようです。



 

スタイル的には今のSUPとほぼ同じ形で、76年前にデザインされていのは驚きです。
私よりずっと先輩ですね。w

その後キット化されて、1959年にはFRP製の製品が販売されたようです。
1975年に「Sailfish」の製造は終了し、少し大型の「Sunfish」に引き継がれたようです。
ウィンドサーフィンが登場するのはもっと後のことになります。

 



私が求めていたのは「Sailfish」のサイズ感です。
目指す方向は決まりました!

あとはこれをコスト最小化でどうやって作るか?ということです。
できればカブ号で運べるようにコンパクト化も検討したいと思います。

ボート遊びの歴史を調べてみるのも楽しいですね。