実験をしたら結果の検証と考察が大切です。

新型コロナウイルスのシミュレーション・プログラムを色々と弄ってみてわかったことを書いてみたいと思います。

元記事は↓こちらです。

 

 

プログラムは↓こちらから実行できます。

COVID-19 infection simulation
https://tic.computer/play?cart=1175




当然ですが、検体の数を400程度に増して密集状態にすると、あっという間にウイルスが拡散されてしまいます。三密「密閉、密集、密接」は危険だと直感で理解できると思います。

逆に検体の数を200程度に減らすと、人と人の接触はほとんどなくなりクラスター的な拡散は起こらなくなります。これが外出自粛の状態だと言えます。

こちらのようなド田舎は普段から検体の数が50~100程度なので人恋しくなるほどです。
人のいない田舎のような空間では集会的な集まりが無い限りクラスター的な感染が起こりようがないということです。

検体の数が300程度でも、特定のポイントに感染者が現れなければ大きなクラスター感染は起きないということです。人の行動が偶然交わるクロスポイントに感染者が現れなければ、ある程度密集していても感染が広がることはありません。一期一会のちょっとした偶然が結果に大きく影響するようです。

当たり前と言えば当たり前の結果ですが、三密行動さえ避ければクラスター感染はかなり抑え込めるんじゃないかと思います。 都会では難しいのでしょうが・・・


仮説1で考えた抗体を持った人の防御壁効果も想定通りでした。
抗体を持った人が集まる空間に感染者が現れたとしても、それ以上感染が広がることなく封じ込めてしまいます。武漢の最終はこのような状態になって収束したんじゃないかと思います。

仮説2もある程度人が密集している空間では避けては通れない収束の条件だと思います。
現在のように緊急事態宣言で一定の時間だけ三密を避けても、どこかでウイルスが残っています。もしそれが解除されれば、また新たな拡散が始まってしまいます。
人と人の繋がりを断ち切るため、空間の中に抗体を持ったニュータイプがある程度必要になってきます。


重症化しなければ軽い風邪程度で抗体を持つことができます。人が密集する都会では感染しないは難しいかもしれませんが、インフルエンザと同様に重症化しない対策が重要になってきます。


今、医療崩壊が懸念されていますが、ウイルスの陽性反応があったとしても、無症状や軽傷者も重傷者と同じ空間に集めるのは危険なやり方だと思います。まさにクルーズ船のような状態だけは避けるべきです。

陽性者は個別に隔離し、マスクは着用させず、常に新鮮な外気を取り込める空間に置くべきでしょう。病院やホテル、マンションのような空調システムによる換気を行っている施設は非常に危険です。NYで酷い状況なのは高層マンションの空調システムが原因かもしれません。
武漢やイタリアのように見境なく患者を集めてしまうと、軽傷者を重症化させ沢山の死者が出てしまう残念な結果になりかねません。


そもそも現状では科学的とする医療手段がほとんどありません。
基礎疾患を含めた重症者は別ですが、他のものについは奇麗な空間で安静に過ごさせることが最善ではないかと思います。

色々な立場があって、色々な意見もあるでしょうが、私はそう思います。



いつまでも緊急事態宣言の自粛生活を続けているわけにはいきません。
GW明けに解除されるかは今のところ不透明ですが、その時の心構えは必要です。

現時点で、新型コロナウイルスの感染者数が世界で200万人を突破し、死亡者は13万人を超えています。この数字だけを見ると怖いですが、インフルエンザによる年間の死亡者は世界で約25~50万人もいます。

【厚生労働省】 

Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

2009年の新型インフルエンザの時も、対策を行った翌年のほうが遥かに大きな犠牲が出ています。「のど元過ぎれば」じゃないですが、メディアに翻弄されることなく冷静に情報を取捨選択する必要があると思います。


最後は自己管理と自己責任です。
どこに住んで、どのような生活をするかは自由なはずです。

それが失われないことを祈っています。

 

 

 

すっかり人通りは少なくなりましたが、駅前のハナミズキが綺麗に咲いていました。
明日は20℃を超える良い天気になるようです。



視線を変えると世界が違って見えてきます。