このところ、新型コロナウイルスの報道で持ちきりですね。

インフルエンザの死亡率は高齢者の方で0.03%くらいだそうで、エボラ出血熱50%以上SARS10%程度コロナウイルス3%程度のようです。
まっ危険ですよね。

その対策として注目されているのがマスクです。



アジア系、特に日本人はマスクが大好きですよね。ハートラブラブ
花粉対策なのか?よくわかりませんが、年がら年中常用している方もよく見かけます。

戦後、焼き野原になった街を復興するために、国策として国が推し進めたスギなどの植林政策のおかげで、今では日本の国民病と言われるほどの花粉アレルギーが蔓延していますが、粉塵や花粉のように目で見える程度の埃にはマスクは一定の効果がありますが、ウイルス対策にどうでしょうか?


まずは算数のお勉強です。

μmとはマイクロメートルのことで、100万分の1メートルになります。
つまり1ミクロンで、1000分の1ミリ=0.001ミリになります。

特定医療用の2万円ほどする特殊なマスクでも0.1ミクロンと言われています。
ミリに換算すると0.0001ミリのサイズになります。
一般品として話題の「N95マスク」は0.3ミクロンだそうです。

一方、ウイルスのサイズはもっと小さくて数十nm(ナノメートル)になります。
ナノメートルは10億分の1メートルで、ミリに換算すると0.000001ミリになります。

今話題のコロナウイルスの大きさは20nm(ナノメートル)だそうです。
ミリに換算すると0.00002ミリのサイズになります。

つまり特殊マスクでも2桁ほど足りないわけで、

例えれば直径1mの穴の空いた網でパチンコ玉をすくうようなものです。

んーーー絶望的ですね。笑い泣き



ちなみに、花粉の大きさは30~40μm程度になります。
ミリに換算すると0.03ミリ程のサイズになります。
100個ぐらい集まれば目でも見えるサイズですが、ウイルスは絶対に見えません!グラサン


全く効果がないとは言いませんが、ドラッグストアーで売っている一般的なマスクではウイルスの侵入対策としてはほぼ無力で、プラシーボ効果程度と考えるのが妥当かと思います。

可能性があるとすれば、粉塵や埃に付着したウィルスの侵入を防げるかもしれない?程度だと思います。もちろん症状が発症している方は、咳などによる唾液に含まれるウイルスの飛散を防止する意味でマスクを着用するのは効果があるかもしれませんが、絶対ではありません。

ただ、マスクの表面には大量のウイルス付き粉塵が集積されることになるので、それを不用意に触れば逆に感染力が強化されることになります。ご注意ください!

また、マスクには粉塵などをフィルタする程度の効果がありますが、常用すると温室効果で逆に体が弱体化するなどの問題も発生します。
特に最近は人との接触を極端に拒む傾向にあり、そのためにマスクを常用している方も多いようです。一種の精神障害ですが、国民病化しつつあるようです。ご注意ください!


マスクはその効果をよく理解して、適切に利用することが大切かと思います。
ちなみに私がマスクを使うのは、木工作業とかの粉塵作業の時だけです。w



最近、店舗や建物の入り口などに設置されているプッシュ式の消毒剤をよく見かけるようになりました。この「消毒」という言葉が「魔法の言葉」で、バラ色の効果を期待している方が多いと思いますが、「毒を消す」と書きますが、毒が消えるわけではありません。
 

逆に誰が触ったわからないプッシュボタンを触るのはリスキーかもしれません。



消毒剤と言われる化学薬品は全て毒物「毒を持って毒を制する」仕組みです。
ある特定のウイルスや細菌類を殺すことはできますが、毒物はそのまま残ります。

「消毒」というキャッチコピーを考えた商売人は賢かったと思いますが、あくまでもイメージ商品だと考えておいたほうがいいかと思います。「農薬」と言えばあまり良い印象はないか思いますが、中身は全く同じものです。薬は全て毒物で、毒物は分解されることはありません。

おそらくはプラシーボ効果程度で、寧ろ手に残った毒物が心配です。
消毒といって部屋中にシュッシュしたり、「赤ちゃんを触る前に消毒して」みたいなコマーシャルも見かけますが、毒物をまき散らして逆に大丈夫なのでしようか?笑い泣き


人の体は宇宙の仕組み程複雑に出来ていて、細胞以外にも寄生する小さな微生物と共存しています。最近よく言われる腸内菌もその一つですが、そういったパラサイト的な菌と共存しない限り、人類は生きていけません。そのような微細な菌類には「消毒剤の毒物」は劇薬になりますが、その効果の顛末を確認する時間があまりにも短か過ぎるという点が引っ掛かります。


言いたいのは、過度に恐れることはなく、また過剰な対策を取る必要もないということです。

たとえ特定のウイルスに対するワクチンを開発できたとしても、それは一瞬の出来事です。
彼らは秒単位で生き死にしながら進化を続ています。インフルエンザウイルスは24時間で100万倍に増殖します。ポーン

しかし、人類は一世代進化するのに約20年程度の時間がかかるわけです。
この差は絶望的に思えますが、自然体でいればそれほど案じたものではありません。

人の体は、人が考える以上に複雑で摩訶不思議に出来ています。
生物として30億年間生き続け来た知恵と工夫が機能的に備わっています。


寧ろ恐ろしいのは現代のテクノロジーにたよった対策を恒常的に講じられた場合です。
現代医療が飛躍的に進歩したのは、ここ数十年の間の出来事ですが、人類の歴史からするとほんの一瞬の出来事です。そんな短い時間に生き方をこれほど変えてしまっていいものか?疑問に思います。

「今だけ、自分でけ」の考えなら問題ないのでしょうが、その次の世代ではどうなんでしょうか?最近はマスト化したように言われている「予防接種」やワクチンや薬剤にたよった生き方は正解なのでしょうか?


先日、水道管の水漏れ事故で地域一帯が大騒ぎになりましたが、人が作り出したテクノロジーは薄氷の上に築かれたもので、そのサイクルが一つ狂えば簡単に崩壊してしまいます。
逆にそのことが脅威になるんじゃないかと危惧しています。
つまり自ら大きなリスクを生み出しているのでは?と思うわけです。


残り時間が極わずかに迫って「カラータイマー」が鳴り出している身ですが、
無駄に100歳まで生きてもどうなのかな?と最近よく思うようになりました。
何事にも潮時というものがあるんじゃないかな?と思います。


もちろん何もしないというわけではありません。
不急不要の外出は避けて、しっかり食べて、よく寝ること、これが一番じゃないでしょうか?

どちら様もご無事で!