最近また南海トラフ地震のことがメディアで話題になっていますが、南海トラフ地震は30年以内に80%の確率で発生すると予想されています。他の地震に比べて非常に高い確率で発生することは間違いないとされています。

私もこの確率はほぼ的中していると思っています。
ただ、この数字には裏があるようにも思います。
この表をご覧ください。

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過去の南海トラフ地震の発生を表にしたものですが、90年から265年の間隔で地震が定期的に発生しています。平均すれば150年くらいの間隔になります。
地震のメカニズム的にも、この時間的な間隔が非常に重要で、一定の歪む力が蓄積されて限界を超えた時に反発することで地震が起こっています。つまり十分な力がたまっていない内は地震が起きないということです。

あらためて、前回の地震からの時間を見るとまだ70年程しか経っていません。
つまり過去の経験則からすると少なくてもあと20年は足りないわけです。

ここで冒頭の予測確率を確認すると、今後30年以内という前提になっています。
うまく考えたものだと思いますが、最後の10年は非常に高確率になるためこのような期間に設定したのだと思います。

前回の90年間隔は異例なことだとすると、自然界の法則から次回は間隔か伸びて150年後になる可能性もあります。そうなると今後80年間は地震が起きないことになります。

昨今はグローバル化による経済成長も鈍化する中、新たな産業創出に躍起になっています。その一つに安全安心ビジネスもありますが、地元マリーナの沖合には決して浮上することのない90億円かけた世界初「浮上式防波堤」の一部が沈んだままになっています。

和歌山の世界初「浮上式防波堤」コストで沈む
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO83454280Q5A220C1000000/

防波堤がどれほどの効果があるのか?疑問もありますが、「形あるものはすべて壊れる」は変えようのない自然の摂理ですから「七転び八起き」が小さな人類の進む道のようにも思います。

ということで今後20年間は地震は起きないんじゃないかな?と思っています。
そうなると人生のカラータイマー的に生きているのか?微妙です。w

しかし、これは個人の勝手な推測ですから鵜呑みにしないように!
いざという時は、自分で考えて行動できる力が大切です。
この機会に色々と予習しておくことをオススメします。