Google+のコンシューマー向けサービスが2019年8月末で終了するとの報道が流れはじめて、昨日あたりからG+では騒ぎになっています。終末を迎えたSNSの最後の騒動はマイスペース以来ですが、このYBもそろそろじゃないのか?と心配しています。
Googleは過去にも色々なサービスをあっさりと閉めてきましたが、今回も利用者に対して未だに何の通告もありません。

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Facebookのような閉鎖的なクローズサービスはインターネットサービスとしては価値がないと思っていますが、その対局的なオープンサービスとしてスタートしたG+には期待していました。しかし、結局利用者が伸びず閉鎖に追い込まれたようです。

サークルやグループ管理の整理が中途半端になったのも敗因かもしれません。起死回生を狙って投入した前回のリニューアルが不発に終わったのが決定的となったようです。
すでにレイムダックが始まっていて、インスタ等に引っ越しされている方も多いようです。G+のゆるい繋がりが好きだったのですが残念です。


Facebookは極近親者用に使っていますが、社会的な立場もあるので本名は出していません。FBは本名は必須だと勘違いしている方が多いようですが、現在はポリシーが緩和されています。一時はユーザーからの密告システムまで作って実名を掻き集めるビジネスをやっていましたが、性転換者や様々な事情がある人を考慮してポリシーが変更されています。

そもそも、Facebookが日本に入ってきた当時は会員制の紹介制で、今のように誰でも簡単にアカウントが登録できませんでした。そんな創生期にある関係筋から頼まれて登録しましたが、当時はFBが仕込んだ桜も多くてペンネームでも登録できました。海外の友人も通称名が多かったです。FBは今でも桜ビジネスがベースなのでお気を付けください。おそらく半分はそれだと思います。w

Facebookのビジネスモデルは、他のSNSサービスのような広告収入で収益を得るだけはなく、ユーザーの個人情報を直接他の企業に売買することで多額の収益を稼いでいます。これが本業で、どこに行った?、何を買った?、何を食べた?、ペットは何か?、など全て細かく情報を分類して名前付きで個人情報として販売しています。
すでに本名や出身校、職業、趣味や思想まで惜しげなく売り渡してしまった方はお気を付けください。マイナンバーどころじゃありませんからね。w

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FB利用者は、この記事を是非一読することをオススメします。
ブライアンは正しいと思います。

良心のため960億円の報酬を捨てたWhatsApp創業者ブライアン・アクトン、Facebookとの決別を語る
https://gigazine.net/news/20180928-whatsapp-brian-acton-inside-story/


FBで最も気持ち悪いのはタイムラインのフィルター機能で、実際にはタイムラインではなく「ニュースフィールド」となっていて何を表示するかはFBがコントロールしています。
互いの「いいね」等の繋がり度合を考慮して優先して表示されるので、滅多に繋がらない人の情報は表示もされなくなります。つまり疎遠者とは簡単に縁が切れる仕組みです。w
さらに、ここではFBに都合の良い情報しか流れません。FBに批判的な情報などは完全にカットされますし、もしそういう投稿を繰り返すとシャットアウトされます。

こんな不気味なサービスなので若年層ではほとんど利用されていないようです。
若者はLINEやインスタ、Twitterがメインのようですね。

今後、ジジババ同窓会的なFBが生き残れるか?は不明ですが、現在沢山の集団訴訟も起こされているのでビジネスモデル全体を見直さない限り未来はないでしょう。


インターネットサービスは利用者が相互に情報出し合って互いに利用することで社会的な価値を高める社会モデルそのものだと思います。一部の情報を切り売りして金儲けする盗人のような低レベルなサービスは不要です。インターネットのポリシーに沿った健全で有益なサービスが末永く続くことを期待しています。