ご心配をかけた娘も本日無事に帰宅しました。
仁川から釜山、釜山から福岡に飛んで博多から新幹線で帰ってきました。
無事に帰ってきて安堵しています。

台風の影響で関空が閉鎖されて、メディアでは空港に取り残された方のことばかり報道していましたが、それ以上に海外から帰国できない人達が沢山いることが想像できていないようです。
関空の年間利用者は2800万人ほどで、もし閉鎖されると1日で7万人強に影響があります。つまり日本の処理能力として物理的にそれだけのキャパが足りなくなるわけです。閉鎖が長引けばその数がどんどん累計されていずれ捌ききれなくなり、帰国難民が出る恐れもあります。特に国際空港は限られていますから問題は深刻です。
もちろん人的な処理能力だけでなく貨物輸送の機能としても大きな問題です。閉鎖が長引けば長引くほど影響は拡大してくるでしょう。



朝から北海道の地震報道にビックリしています。
被災された方にお見舞い申し上げます。

日本は災害大国とよく言われますが、これほど災害が度重なるのは自然災害だけが原因ではありません。天災と言われているものの多くは実は人災です。
過去の冠水や津波、地震の経験を無視した住宅開発や、無理な埋め立てによる工場誘致など経済優先の強引な開発が目立ちます。

山は必ず崩れます。川は必ず氾濫します。海は必ず荒れ狂います。
地形が形成される理屈は小学校の理科で習ったはずですが生かされていないようです。数年の間に山を削って造成した住宅地や、危険な河川敷傍の田んぼを宅地化したような土地は要注意です。一時の利便性や経済性で判断するは非常に危険です。

過去に人が住んでこなかった所には必ず意味があります。
地元の人なら決して住まないところに、何も知らない人達が移り住んできています。おそらく価格も安いのでしょうが、経済優先、命軽視の傾向は近年ますます進んて来ているようです。

自然災害は防ぎようがありませんが、人災は考え方一つで回避できます。
「想定外」とよく言われますが、そのほとんどは「ほぼ想定内」です。先人達が命がけで受け継いできた情報を生かして、安全な生活をおくれるよう改める必要があるでしょう。

現政権のような経済優先の考えは非常に危険です。もっと根本的な幸せを実感できる国造りに徹してほしいものです。度重なる天災は、その戒めなのかもしれません。

東京、一都市人口集中の歪な日本ですが、都は必ず滅びます。
その時はすぐ近くに迫ってきているように感じます。

一人ひとりの価値観が試されています。
どちら様もお気を付けください。

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チョビも元気です。