MITのScratch 2.0がFlash問題を受けてHTML5バージョンに移行します。



現状はお試しバージョンなので、まだ実装されていない機能もありますが、機能的に大きく変わったところは無く、全体的に左右のデザインが振り返られています。何故振り替えたか?意味不明ですが、現行バージョンに慣れていると違和感があります。全体的に処理速度も遅くなっている感じで、今後の改善に期待したいと思います。

現行バージョン

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次期バージン

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新機能として文字列操作というローカライズが難しいものが加わっています。
Scratchはプログラムを作るだけでなく、コミュニケーションサイトでもあるので、Youtubeでヒットしている「Primitive Technology」を見習って、グローバルサービスでは言葉という厄介なものは排除したほうがいいかもしれません。

細かなデザインも見直されていますが、概ね直感的に継続して利用はできと思います。
しかし使いこなすには以前より大きなモニター環境が必要になるでしょう。


Scratchは命令ブロックをマウス操作で繋ぎ合わせてプログラムを作るコンセプトですが、取っ付きやすい反面、細かな操作が困難で複雑なプログラムには全く向きません。
プログラムを視覚的に捉えるために大きなモニター環境も必要になります。

MIT Scratchは今後始まるプログラミングの義務教育で一番有力視されていますが、教育の現場では資源の問題でよりスマートなものが望まれます。もっとシンプルにスモールパッケージの発想があってもいいと思います。このバージョンを使いこなすには今まで以上に環境コストがかかります。機能を削ぎ落したスマートバージョンも検討すべきでしょう。

まだ触ったことがない人はこの機会にチャレンジしてみてはどうでしょう。
スタートアップするなら今がチャンスです。

PythonやScratch、3DプリンタにAIと技術ベースがどんどんオコチャマ化するのは如何なものか?とも思いますが・・・

50年後は農耕民族に戻っていたりして