昨日の続きで第二話です。
中華製の謎のエミュレータですが、まだ裏蓋は開けていません。w
ハードを弄ることなくAndroid端末並みに脱獄すれば簡単にアクセスできるだろうと思ってましたが、この「矢吹ジョー」は少々話がややこしそうです。
ハードを弄ることなくAndroid端末並みに脱獄すれば簡単にアクセスできるだろうと思ってましたが、この「矢吹ジョー」は少々話がややこしそうです。
こういうオモチャは弄ってナンボのガジェットですから、もう誰か触っているだろうと思ってネットを探してみましたが「X6 Game Player」ではほぼ無反応でした。もちろん日本語では存在すら皆無です。
怪しい取扱説明書にあったように、この筐体のベースは「MP5」であることは間違いありません。そちらで検索してみるといくつかヒットしました。
Hacking no-name "MP5" players with SPMP8000A ? Part I, teardown
http://openschemes.com/2010/01/03/hacking-no-name-mp5-players-with-spmp8000a-part-i-teardown/
http://openschemes.com/2010/01/03/hacking-no-name-mp5-players-with-spmp8000a-part-i-teardown/2/
http://openschemes.com/2010/01/03/hacking-no-name-mp5-players-with-spmp8000a-part-i-teardown/
http://openschemes.com/2010/01/03/hacking-no-name-mp5-players-with-spmp8000a-part-i-teardown/2/
8年ほど前の古い情報なので、現在の筐体は違う部品が使われている可能性がありますが、大体の構造は一致していると思います。ハード筐体はこんな感じのようです。
表面

裏面

X6はモノラルスピーカー仕様なので基盤が少し違うかもしれません。
電子工作をやってると、小さなマイクロスイッチが1個数百円する場合もありますが、X6には無駄にカメラモジュールやアナログジョイステックまで付いています。そんな部品代をカウントするだけで3千円じゃ作れないですよね。

裏面

X6はモノラルスピーカー仕様なので基盤が少し違うかもしれません。
電子工作をやってると、小さなマイクロスイッチが1個数百円する場合もありますが、X6には無駄にカメラモジュールやアナログジョイステックまで付いています。そんな部品代をカウントするだけで3千円じゃ作れないですよね。
ハッキングの入り口として2つ目の画像にあるシリアルポートからアクセスできるとのレポートがありました。
Abusing the SPMP8000 via serial port ? Part I
http://openschemes.com/2010/01/12/abusing-the-spmp8000-via-serial-port-part-i/
http://openschemes.com/2010/01/12/abusing-the-spmp8000-via-serial-port-part-i/2/
http://openschemes.com/2010/01/12/abusing-the-spmp8000-via-serial-port-part-i/
http://openschemes.com/2010/01/12/abusing-the-spmp8000-via-serial-port-part-i/2/
予想していた以上に矢吹ジョーは手強そうです。w
どうやら「SPMP8000」というCPUがポイントのようです。
どうやら「SPMP8000」というCPUがポイントのようです。
このレポートによるとOSはeCos(Embedded Configurable Operating System)だということです。つまり組込式のフリーのOSで、元はレッドハットが作っていたようです。
残念ながら私はeCosに触れたことがないのでバットエンドです。
別ルートで遊ぶ方法を探してみたいと思います。
別ルートで遊ぶ方法を探してみたいと思います。
おそらく、これが日本語で書かれた初めてのX6解体新書かもしれません。w