最近は世界中のありとあらゆるところに監視カメラが設置されていますが、そのいくつかはライブカメラとして解放されています。
気軽に旅行する時間もお金もありませんので、ライブカメラとGoogle Mapsでバーチャルな世界旅行を楽しんでいます。

特に最近はタイの「サムイ島」がお気に入りです。
リタイヤしたら是非行ってみたいですねー

Koh Samui beach webcam LIVE
https://youtu.be/JZbxBq6_yJM


Samui Webcam | Koh Samui Thailand | Crystal Bay Yacht Club 1080p HD Live Webcam
https://youtu.be/IUzsaT7wiFU

Samui Webcam | Koh Samui Thailand | Tropical Murphys 720p HD Live Webcam
https://youtu.be/qbYxB0O1o4E

中には音声付のライブカメラもあって、ビーチの波音に癒されます。

Pipeline Cam powered by EXPLORE.org
https://youtu.be/y04xG7qCEh0

アメリカに設置されているWEBカメラが見れるサイトもあったりします。
http://www.insecam.org/en/bycountry/US/


スーパーやコンビニには必ず監視カメラが複数台設置されていますが、あのカメラは万引き防止だけのために設置されているのではありません。主たる目的は撮影された映像データから、客の顔の特徴を抽出して性別や年齢を把握して、購買動線や購買履歴のデータとセットで管理することで客の購買行動を分析するために利用されています。

もちろんデータ内容は極めてセンシティブな機微情報になるので取扱いに注意が必要となります。そんなことで経産省が監視カメラの画像の解析をマーケティングに活用する場合の個人情報に配慮した取扱い指針が取りまとめられました。

カメラ画像利活用 ガイドブック - 経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/2016/01/20170131002/20170131002-1.pdf

ガイドブックによる理想像はこうなっています。
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客の購買情報の活用については、カード会員の申し込みと同時にデータ活用の同意を求められている場合が多いので契約内容をよく確認してみてください。
例えば、こちらの地元では大手のスーパー「オークワ」のカード会員規約です。


第11条(会員情報の管理、利用)
1. 会員は住所、氏名、生年月日、電話番号その他の届け出事項ならびに会員カードのご利用状況等、会員カード利用に関する情報(会員情報)を当社が取得し、厳重に管理したうえで、次の目的のために利用することに同意するものとします。
 (1)会員カードの機能、付帯サービス等の提供
 (2)店舗開発、商品開発、商圏分析等の調査活動
 (3)当社の宣伝物、印刷物等の送付、メール等の営業活動
 (4)商品のお知らせ、関連するアフターサービスのご案内
 (5)利用状況の調査及び分析その他マーケティング分析
 (6)加盟企業並びにそれらに関連する業務を行うために必要な範囲で第三者への提供
2. 会員は前項に掲げる目的を実施するため、当該業務(ダイレクトメールの発送業務など)を当社が指定した第三者に委託することをあらかじめ同意することとします。
3. 前項の委託に関して、当社は業務委託業者との間で機密保持契約を交わすなど個人情報に関し、適切な保護処置を講じたうえで委託します。


最近の流行で「AI搭載」という触れ込みで「スマートスピーカー」や「スマートカメラ」が安価で売られていますが、やってることは盗聴器と盗撮カメラで、中身はチープなチップとスピーカーとマイクとカメラが入っているだけです。

これらの機械は24時間盗聴と盗撮を行ってネットワークを介してサーバにデータを転送しています。そうやって集めたデータがお金になるので本体価格が安く抑えられているわけです。

まぁー露出狂じゃなければ「スマート・・・」は買わない方が無難でしょうね。
ちなみにiPhoneの「Siri」とかAndroidの「OK Google」も同じ盗聴システムなので利口な人は・・・

サーバに吸い上げられた個人情報は厳重に保管され、個人識別情報を捨てた後にデータ分析されて、最終的には破棄される仕組みになっていますが、そうならないのが世の常です。今話題になっているFacebookのデータ不正流用問題なんかは氷山の一角でしょう。

何でも「無料で便利」には必ずウラがあります。
ご注意ください。

人間は必ずミスをする。
人間は必ずズルをする。
人間は必ず〇〇をする。

という人間の基本的なロジックを忘れないように!


最近は何でも「AI」ロゴを付ける風潮ですが、ベース技術は従来からある「画像認識」や「音声認識」技術であって突然降って湧いたようなものではありませんし、特段革新的なものでもありません。「AI」は単なる商用のキャッチコピーなのでSFチックな妄想はしないように!

おそらく今後ますます盗聴と盗撮が進む監視社会になっていくのでしょうが、その立役者がAIビジネスです。

ソフトバンクの「Pepper」というロボット?が中国で大量に導入されるようです。
目的はカメラによる顔情報の収集と音声録音による思想情報の収集です。
もし街角でPepperを見かけても気軽に声をかけないほうがいいかもしれません。

やがて日本も中国のような情報統制された素晴らしい社会になるんでしょうね。
どちら様も「AI」の看板を見かけたらご注意ください。

幸い、こちらド田舎では監視カメラどころか街灯すらありません。
夜は真っ暗です。w