年末の大掃除で、娘からお古のスマホをもらいました。
正確にはゴミ袋に入っていました。

イメージ 1

背面は見事に破壊されています。
落してさらに踏んづけたようです。w

バッテリーも破損されていて焼餅のようにぷっくりと膨らんでいます。
充電は全く受け付けず起動もしません。
こんな状態なので修理は諦めて保険で新品と交換したようです。
今はすでにiPhoneに乗り換えたようですが・・・

前面は角に少しひびが入っていますが表示部分に大きなダメージはありません。
さてどうするか?

イメージ 2

機種は「SONY Xperia Z3」のようです。
調べてみるとカメラがそこそこ優秀なようです。


ISO12800の高感度なイメージセンサーを搭載してるようで、特に暗いところでの撮影が得意なようです。ソフトウェアによる手ブレ補正(インテリジェントアクティブモード)機能付で、最大4K(3840×2160)動画が撮影できるようです。OSはAndroid 4.4、CPUは2.5GHzのクアッドコアでメモリは3GBということで動作に問題はなさそうです。昭和の8ビットパソコンと比較すれば、当時数億円のホストコンピュータ並みのスペックです。w

ただ、すでに手元に元スマホが2台、中華PADが1台とメインのタブレットが1台あります。
「見なかったことにして捨ててしまうか?」
「あえてレスキューする意味はあるのか?」
と、散々悩んだ末にポチッてしまいました。タイミングよくアマゾンのアフリェイトでギフト券をもらっていたので実質ゼロ円でバッテリーとバックパネルを入手しました。

修理は簡単で、バッテリーを交換してアンテナとバックパネルを貼るだけです。

イメージ 3

復活! 動作は問題ないようです。

イメージ 4

OSのアップグレード案内が消えなかったので仕方なく実行したところ、なんと連続4回もアップグレードを繰り返して6.0.1まで上がりました。
無駄なアプリが入っただけのような・・・

最近は修理するより新品を買ったほうが安いという価値の逆転現象が起こって何でも使い捨ての時代ですが、資源ロスを考えれば修理して使うのがいいのに決まっています。
そんなことでゴミ袋から復活してしまった「薄型4Kビデオカメラ」はこんな感じです。


この映像はフルHD30fpsのインテリジェントアクティブモードで撮影したもので、
全くの無修正のままスマホから直接Youtubeにアップロードしました。

インテリジェントアクティブモードで補正すると画角はかなり狭くなりますが、手振れはかなり抑えられてヌルな映像になっています。スタンダードの手ぶれ補正でも同じように画角は狭くなります。正直、スタンダードの手ぶれ補正とインテリジェントアクティブモードでの補正の差はあまり感じません。

イメージ 5

フルHDで60fpsでも撮影できますが、この場合はスタンダードの手ぶれ補正は使えますがインテリジェントアクティブモードは使用できません。
4K撮影は別アプリになっていてインテリジェントアクティブモードは使用できません。画角も少し狭くなります。

動画撮影のピント調整は若干遅めです。
風景を撮影する場合はフルHD60fpsで手ぶれ補正なしとするのが良さそうです。
撮影シーンで色々とモードを選ぶ必要のある面倒くさいカメラのようです。
まっ、とっくに終わってる機種の今更な情報ですが・・・w

その他ポータブルの「薄型ワンセグテレビ」としも使えます。
ソニーらしく音響は「ハイレゾ対応」でアナログの「FMラジオ」も搭載しています。
オフラインマップを入れておけば「GPSナビ」にも使えます。
スペック的に現在カメラ用に使っているF-08Dと交代になりそうです。

ゴミ袋が福袋になったのか?・・・
そんなことで今年も「ほぼゼロ円生活」が続きそうです。
どなたか年末ジャンボ当たった方はいませんか?