学生時代はゲームセンターに大変お世話になりました。
短い人生のなかでも大いに反省すべき経験でした。

幸いギャンブルには全く興味がなく、パチンコやパチスロなんて全くやりません。
競馬や競輪、ボート、宝くじといった類も全く興味もありません。
一度だけ仕事の出張先で先輩に付き合ってパチンコ屋に入りましたが30分で終了しました。

しかし、ゲームはかなりハマりました。
ゲームセンターを卒業してから任天堂に再入学してかなり注ぎ込みました。
ソニーのプレイステーションにも入学してプロ意識に目覚め、ゲームの開発環境まで購入して没頭しました。結果、何の芽も出ませんでしたが、後に本業でそのスキルが役立ったとは思います。そんなことで人生の半分はゲームにどっぷり浸かっていた感じもしますが、今もさほど変わっていません。


最近はスマホでゲームをする方が多くなっているようですが、無料でインストールできて遊べるものが多くなっています。
もちろん全てが無料ではゲームメーカーか儲からず潰れてしいますが、ゲームの途中でアイテムを手に入れたりレベルをアップするためのポイントを購入できるようなゲーム内課金システムが主流になりつつあるようです。

このようなゲーム内課金システムを「ルートボックス」というようですが、ベルギーでは賭博性があるとして禁止になるようです。アメリカのハワイ州でも子供達の健全な育成に問題があるとして禁止になりました。

“ルートボックスはギャンブル”ベルギー調査結果が公表―「お金と中毒性が組み合わさったものはギャンブル」
https://www.gamespark.jp/article/2017/11/22/76981.html

今のところ日本ではルートボックス型のビジネスモデルに関して反応はないようです。
カジノ法案とか頑張ってるアホがいるくらいですから無反応かもしれませんね。w


先日、暇つぶしにタブレットに「Townsmen」というゲームを入れてみました。


ゲーム内容は、お決まりの森で木を切って、その木材で畑を作って、食べ物を生産して・・・という街を造っていくような内容です。

このゲームは時々コマーシャルを見ることで基本的には無料で遊べるようになっていますが、必要ならお金を出してアイテムを購入することもできます。

ただ、このゲームでは時々村に盗賊が現れて、溜めいた資源を盗まれることがあります。あるいは急に雷が落ちて建物が火災になり建物や資源を失うこともあります。

このような邪魔機能はゲーム要素の一つにも思えますが、ゲーム内課金システムとセットになっていることを考慮すると現実世界の窃盗事件と同様と考える必要があるかもしれません。

つまり邪魔機能はプログラムでなんとでもコントロールできるのです。
もし意図的に課金を助長するようなプログラムがされていたとすると犯罪になるかもしれません。
おそらく開発者はその点も考慮した上でビジネスモデルを作り上げているはずです。


ゲームのちっぽけな仮想世界に閉じこもって優越感に浸ることで、人生の貴重な時間を浪費するのは実にもったいないことだと経験上から伝授しておきます。

良い子はお外で遊びましょう。