最近、JASRACの行動が目に余るようになってきました。
著作権とは明確な形を持たない無体財産権ということになっていますが、その中に音楽や絵画、ソフトウェアのようなものが含まれています。
もちろん私が今書いているこの文書も自動的に著作権が発生ています。
今、これを読んでいる方は100万円いただきますと言ってもいいわけです。(笑)
今、これを読んでいる方は100万円いただきますと言ってもいいわけです。(笑)
JASRACのやってることはこれと同じことで、
権利を守るということと、横暴に権利を振りかざすことは別問題でしょう。
権利を守るということと、横暴に権利を振りかざすことは別問題でしょう。
特に音楽のような過去の歴史や文化に深く立脚たものは、個人だけの創造物ではなく、社会全体としてその価値を共感し形成してきたものです。
著作権は極限定的と考えるべきでしょう。
著作権は極限定的と考えるべきでしょう。
例えば、音楽にはジャズやロック、演歌やポップといったジャンルがあるように、
ある種の暗黙の手続や手順というルールが存在します。
そのベースに乗っかって、ちょっと符号の位置を変えることが作曲という作業です。
ある種の暗黙の手続や手順というルールが存在します。
そのベースに乗っかって、ちょっと符号の位置を変えることが作曲という作業です。
おそらく、サルの時代に棒切れで木を叩いた時にある種のリズムが生まれたはずです。
そのリズムを受け継いで現在の全ての音楽は存在しています。
そのリズムを受け継いで現在の全ての音楽は存在しています。
私も中学時代から音楽活動はやってるので、おそらく今までに数百曲以上の作曲をしていますが、今まで金をくれと言ったことは一度もありません。
「それはあなたがアマチュアだから」と言われるかもしれませんが、著作権上はプロもアマも全く同等です。ただ私は請求しないだけです。
ところが、Youtubeなどのネットの世界では大変なことになっています。
「それはあなたがアマチュアだから」と言われるかもしれませんが、著作権上はプロもアマも全く同等です。ただ私は請求しないだけです。
ところが、Youtubeなどのネットの世界では大変なことになっています。
この曲は私のオリジナルの楽曲ですが、何を勘違いしたのか著作権を振りかざしたヤクザ屋が群がってきます。
聴いたこともない売れない曲でも切り刻めばパターンマッチするようで、たまたまマッチしたと判断されるとビデオ全体を乗っ取ってしまい、ビデオ収益の全てが没収さます。ビデオ映像の著作権を無視して音楽の著作者が全ての乗っ取りできる横暴な仕組みになっています。
聴いたこともない売れない曲でも切り刻めばパターンマッチするようで、たまたまマッチしたと判断されるとビデオ全体を乗っ取ってしまい、ビデオ収益の全てが没収さます。ビデオ映像の著作権を無視して音楽の著作者が全ての乗っ取りできる横暴な仕組みになっています。
しかも、この判断について異議申し立てをしてもYoutubeはなんら関与しない仕組みになっています。さらに異議申し立てをすると相手から一方的にアカウントを削除をされる可能性もあります。つまり言ったもの勝ちのあり得ない不平等な仕組みになっているわけです。
現代の錬金術として、基本的な16ビートとか8ビートを著作権登録すれば寝ていても億万長者になれるかもしれません。実際この手法で荒稼ぎしている業者もいるようです。
よくある話として、街頭でビデオ撮影すると有線なんかの音楽がバックに入り込んで、同じように著作権を乗っ取られることもあります。
こちらとしてはそんな音楽は聞きたくもないし、発信する気も全くないのですが、雑踏の騒音と同じレベルで入り込んできた音楽に代金を支払えと恐喝してくるわけです。
こちらとしてはそんな音楽は聞きたくもないし、発信する気も全くないのですが、雑踏の騒音と同じレベルで入り込んできた音楽に代金を支払えと恐喝してくるわけです。
もう音楽は悪徳商法以上のウィルスに近い存在になりつつあるようです。
そのためか最近は商店街でも有線放送を垂れ流すことが減ってきているようです。
街から音楽が消える、残念な仕組みです。
そのためか最近は商店街でも有線放送を垂れ流すことが減ってきているようです。
街から音楽が消える、残念な仕組みです。
ここまでやってくるなら、
逆に「聴きたくもない音楽を聞かされた、賠償金を払え」と聴きたくない権利を主張してもいいかもしれませんね。
逆に「聴きたくもない音楽を聞かされた、賠償金を払え」と聴きたくない権利を主張してもいいかもしれませんね。
今までこれほど著作権団体が横暴な権利主張することはなかったのですが、問題はICT時代、コンピュータが自動的に音声のパターンチェックをして勝手な判断をするようになってきたことです。チープなAIプログラムがもてはやされる風潮の中で、今後ますますこの問題は加速化するでしょう。
こういう一方的な仕組みは非常に問題があると言えます。
将来的には音楽文化そのものが自滅するんじゃないかと危惧します。
将来的には音楽文化そのものが自滅するんじゃないかと危惧します。
根本的に、著作権のような不労所得に対する正しい価値の基準を持つべきでしょう。
ヒット曲1曲で寝て暮らせるなんてことは社会の仕組みとは全く可笑しいわけです。
ヒット曲1曲で寝て暮らせるなんてことは社会の仕組みとは全く可笑しいわけです。
ある個人が、全くのゼロから突然発想したものなどこの世に一つもないわけで、一人の人間が生み出す価値の創造は極小さなものです。その分をわきまえて行動することが社会的通念を持った大人としての行動です。それが社会そのだとも言えます。
こんなヤクザ商売がまかり通ることのないよう、正しい社会価値の形成されることを期待したいと思います。