今朝のNHKラジオでフェイクニュースを取り上げた番組を流していました。
内容的にはアメリカ大統領選挙の時にクリントンに不利なフェイクニュースをFOXが流したため選挙戦にも影響したというものでした。

当時フェイクニュースは両方から流されいましたが、その多くはおそらく逆の流れだったと思います。だからこそ情勢を見誤ったわけです。

フェイクというものには全くのウソだけではなく、表現を含めた意図的な操作も含まれます。何を取り上げてどう伝えるかで印象は全く違って伝わります。トランプが警告しているのはそのことであって、今やメディア全体に不誠実が蔓延しています。この病気には自覚症状がないため彼ら自身それに気付くこともないのでしょう。

今朝の番組内容のような偏った情報の切り出し方がまさにフェイクニュースと言えます。どうやらNHKはいまだにクリントンを擁護してトランプ・バッシングを続けたいようです。おそらくクリントン大統領になっていればNHKに都合の良いことがあったのでしょう。そう勘ぐられても仕方のない内容だと思います。

こうしたメディアの様々な情報操作のおかげで、情勢を見誤り選挙前にもかかわらずアベはクリントンにヨイショ営業したわけです。結果、クリントンは大敗しました。
慌てたアベはご機嫌取りにまずはゴルフクラブを送り届け、今回のゴルフ営業に出かけるはめになったわけです。まさに笑える話です。

NHKの偏見的なニュースの顕著な例としてアップルのiPhoneニュースがあります。
他の日本製のスマホが発売されたも全く話題にも取り上げませんが、iPhoneだけは新製品が発売されるとトップニュースとして流されます。

おかげで今やプアーな女子高生のほとんどがiPhoneを所有しているようです。
老人や情報機器に疎い情報弱者にはメディアからの情報操作は実に簡単に行えます。
これでは日本のメーカーが斜陽になるのも当然でしょう。

どうして日本製品ではなくアメリカのアップル製品のみ優遇するのか不思議です。
おそらくNHKに信者がいるのでしょうが、日本の報道機関ならもっと日本製品をアピールすべきでしょう。しかも中身は中華製品です。アメリカと中国バンザイな組織のようです。

こういう記事を書くとまたアップル信者に絡まれかもしれませんね。(笑)
以前、信者に絡まれてしつこく付きまとわれウンザリしました。
彼らには尋常ではない異常性がありますからお気を付けください。
元々私はアンチ・スマホ派なのでどうでもよいのですが・・・


例えば「テーブルからボールが落ちた」という出来事をニュース的に表現を変えるて伝えるとどういう印象になるか実験してみましょう。

1.ボールが転がってテーブルの端から落ちた。
2.テーブルから赤いボールが床に落ちた。
3.テーブルから落ちたボールは床で数回バウンドして止まった。
4.テーブルから落ちたボールは意図しない方向に転がっていった。
5.ボールは意図的にテーブルから落とされたようだ。
6.大切にしていたボールがテーブルから落ちてしまい持ち主は悲しんだ。
7.テーブルからボールが落ちたことで床に小さな傷が付いた。

このように少しずつ情報を付けたり削ったり操作することで受け手側の印象が変わってきます。特に他人の感情を表現したような情報は憶測であってフェイク的な印象操作の可能性が高いと言えます。

事故や事件のニュースのネタは尽きることはありませんが、報道される様々なニュースは何らかの情報操作されたフェイクニュースであるということを忘れずに取捨選択する力を持つことが大切でしょう。