新聞やテレビのニュースは、今やコマーシャル効果が最大の商品価値になっています。
ニュースを発信する側にもスポンサーがいるわけで、ニュースは常に意図的に厳選され作り出されています。
市場に都合の悪い情報は流れず商品価値のあるニュースだけが流れます。

そんな中、最近急増しているニュースが高齢者のドライバーによる交通事故です。
「また事故が・・・」というキャッチコピーがニュースバリューを増大させます。

大きな飛行機事故が発生すると必ず続けで飛行機事故が起こる「また事故が・・・」とやるあの作戦です。「便乗型ニュース」という古典的な手法です。
飛行機事故も小さなものを含めば毎日どこかで事故は起こっています。
そこからわざわざピックアップして民衆の好奇心を煽るわけです。

自動車の交通事故も毎日どこかで必ず起こっています。
その中から高齢者の事故だけを意図的にピックアップしているわけです。

ドローンの時のように完全に意図的な情報操作ですが、裏ではキッチリとビジネス化が進んでいるのでしょう。
おそらくその内に何らかの年齢制限が設けられることは間違いないでしょう。

ただし、むやみに免許を取り上げることはしないはずです。
それでなくても若者の自動車離れが進む中、自動車業界は冷え切っています。
取り上げるのでなく、より付加価値を付けて1台でも多く販売する方法考えるのは当然でしょう。

80才以上は衝突防止機能を搭載した自動車しか運転できなくなる日も近いかもしれません。その為の布石となるニュースを一生懸命流して洗脳をしているわけです。

また高齢者の運転で…接触の自転車女性死亡
http://www.news24.jp/articles/2016/11/13/07346382.html

先日のアメリカ大統領選挙では、殆どのメディアがクリントンを支持し露骨に意図的な報道がされていました。全てはその裏に流れるお金のなせる技です。

NHKなんか酷いものでした。
トランプ候補の接頭語に必ず「過激な発言を繰り返すトランプ候補」と連呼して洗脳しようとしていました。ところが当選した翌日からは「卓越した経営手腕を持つトランプ氏」と手の平を返した言い回しです。安っぽいメディアなんてこんなものです。
アベテレビ、アベラジオに成り下がったNHKは信頼に値るメディアではないでしょう。

おかげで歪んだ選挙予想が蔓延する中クリントンが大敗しました。
今やネットの時代、メディアの誘導だけでは民衆はコントロールできないということでしょう。これもスマホ効果かもしれません。

しかしクリントンは負けるべきして負けたわけで、そこにはちゃんと理由があるわけです。トランプが良いというよりはオバマやクリントンではダメということでしょう。
「いかさまヒラリー」とは的を得た表現でした。

市場原理主義、新自由主義によるグローバル資本主義の社会では一握りの支配層以外の国民は幸せにはなりません。イギリスのEU離脱もトランプ大統領もそんな流れの現れでしょう。

そんな中、未だにTPPを推進してる残念なヤツもいるわけです。
金が全てのアベちゃんじゃダメでしょう。

貨幣というものが発明されて以来、今日の格差社会の弊害は予想されていました。
人を道具としか見なさない荒んだ世の中になりつつあります。
社会全体を見直す必要があるでしょう。