なんとも卑劣な手段だと思います。

関電社長「逆転勝訴で住民に賠償請求も」 弁護団が抗議
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Q5H1QJ3QUTIL047.html

今やるべきことは安全性の証明であって、原告を脅迫することではありまん。

住民は訴えただけで運転差し止めを命じたのは裁判官です。
仮にも現時点では関電は敗訴している状態であって、その判決を下した裁判官に対する暴言にもなります。
ひょっとすると判決を下した裁判官に対しても賠償を求めるつもりなんでしょうか?

「なぜ一地裁の一人の裁判長によって、国のエネルギー政策に支障を来すことが起こるのか」関西経済連合会副会長の角和夫・阪急電鉄会長の発言です。

説明責任の落ち度を棚に上げて、ヤクザまがいな言いがかりでしょう。
法的に可能かどうかではなく、立場を理解して何をすべきかが分かっていないようです。

もし福島原発のような事が起これば一企業が対処できることでなく、その対応や賠償も大部分が国(国民)が負担するのです。都合のよい時だけ身勝手な理屈で企業利益だけを追求するようなポリシーでは真っ当な企業とは言えません。

公共性のあるサービスを行っている企業だという自覚が全くないようです。
自分達を信頼して仕事を任されているのだという気持ちが大切だろうと思います。
全ての企業は儲けているのでなく社会機能として生かされているのです。

何事も、結果だけを見るのだけでく、その対応の姿勢を注視しています。
そこに本音が見えてきます。

このような企業ポリシーでは安全性の信頼も疑わしいものです。
残念ながら、全く賛同できません。


おりしも4月から電力自由化によってこちらの地域でも家庭用電力の販売も始まります。田舎なのでまだ都市ガスのサービスはありませんが、大阪ガスのプロパンを利用しています。ガスと電気をセットで利用すると多少の割引もあるようです。
スマートメーターへの切り替えも終わってますのでハンコ1つで契約先を変更できます。

たとえ電力供給元に関電があったとしても、直接の契約を解約することに意味があると思います。私は「ノー」という意思表示をします。

もし今後、電気代が多少高くてなったとしても、家族やその子孫の未来のためにも意思表示は続けるつもりです。選挙の1票の重みと同じで小さな抵抗ですが、それが大切だと思います。

刹那的に自由と快楽を追い求める生き方もあるのでしょうが、
自分なりに意味をもった生き方もまたアリだと思います。

ということで、サラバ関電!