ゴジラの誕生と原爆には深い関係があるのは有名なところです。
日本のゴジラは、水爆実験により目覚め、やがて核実験の放射線で恐竜が怪獣になったとなっています。

ところが、2014年のハリウッド版「GODZILLA」では東日本大震災をモチーフにしていて、津波のシーンや福島原発の事故をイメージするシーンが登場します。
日本人ならちょっと嫌な気分になるストーリーの展開となっています。

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一番問題なのは、ゴジラ誕生の水爆実験が敵の怪獣を倒すために行われたと美化されているところです。
さすがアメリカンな発想ですが、これがアメリカ人の本音でしょう。
このような映画に渡辺謙さんが出演しているのが残念な気もします。


原爆の日、
核兵器の根絶を訴えるものの、相手国が持ってるのでこちらも持つという理論では、世界が一つの国になるまで核兵器は根絶しません。たとえ最後1発になってもなくなることはないでしょう。

暴力からは暴力しか生まれません。
今、安保の在りようが議論されていますが、未来の姿は如何様にも変えられます。
歴史を繰り返す愚かな行為は避けたいものです。

人の行動の全ては欲求から生まれます。
何を欲するのか、その価値観を共有することが核兵器の根絶の唯一の道だと思います。