GW最終日、最後の余韻を楽しみつつブラブラと買い物に出かけまして、
ダイソーで電池を買ったのですが、珍しい単5電池見つけて買っちゃいました。

9V電池(マンガン)も2個パックで100円だったのでついでに購入しました。
あの300円テスターの予備電池に使いたいと思います。

で、単5の使い道はこの子です。

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「超マイクロ自動二足歩行ロボット CAM-10(カム-テン)」という懐かしいオモチャです。
以前、オークションで2個セットで数百円で買ったものです。

この子は小さいですがちゃんと二足歩行します。
といっても今流の電子制御でバランスをとるのでなく、歯車とカムだけで歩行する「からくりロボット」です。

早速テストしてみると・・・1台お亡くなりになっていました。
ちょっと日焼けしてるほうです。

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別に複雑な構造や部品はないはずです。
モーターかスイッチが壊れてるのか?・・・ということで分解を始めちゃいました。

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勢いで蓋を開けたものの・・・冷や汗が出てきました。
これは開けてはいけないパンドラの箱だったようです。

歯車が小さい上に、噛み合わせは微妙な設計です。
一度分解すると組み立てが至難の業です。

電気部品はスイッチとモーターのみ、ここは何の問題もありません。
歯車も問題ないのですが微妙な噛み合わせの抵抗で動かないようです。

何度か再組立てしてトライしましたが、しばらくすると止まってしまいます。
・・・微妙な調整が必要なようです。

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「まっ、1台は動くからいいか?」という軽いノリで、
こんな感じに散歩をさせてみました。


世の中のために、全く何の役にも立たない物体です。
ただ歩く姿に「こけるなよ」と応援してやることしかできません。

モーターの円運動を水平と垂直方向に無駄に変換するだけの仕組みです。
「だったら素直にタイヤ付けたほうが効率的じゃない?」
と言ってしまえば身も蓋もないのですが・・・

こういうものを愛でる気持ちこそ「ゆとり」というのでしょうか?
単5電池もいらなかったような・・・気がします。

GW完全終了!


さらに人生に余裕のある方は上位パーションCAM-08(カム-エイト)に挑戦してみてはどうでしょうか?
出来ることはあんまり変わらないようですが・・・