人間誰しも忘れられない苦い思い出の一つや二つはあると思います。
忘れられないには理由があるわけで、二度と同じ過ちをしないための教訓として記憶されているんでしょう。

しかし、人間の頭は期待するほど優秀ではないのです。
同じ失敗を何度となく繰り返しますし、覚えておきたいこともすぐに忘れてしまいます。

ただ、多すぎる情報もなんだかなーというお話です。
最近のコンピュータとネットワークの発展で、情報過多で逆に物事の筋が読めなくなってきています。

情報時代と言われて久しいですが、個人が一人ひとりコンピュータを持つ時代になりました。
最近は特にはスマホでしょう。
どこからでも手軽にネットにアクセス出来て、情報を得るだけではなく手軽に情報を発進出来る時代になりました。

災害のニュースなどは新聞社やテレビ局に頼ることなく、リアルタイムに生の情報がに現場から無数に届く時代です。
地震やハリケーンの時のYoutubeなどの情報量は凄いですからね。

一見、情報収集として良いように思えますが、問題はその情報のほとんどがゴミ情報だということです。
このままでは大切な情報がゴミの情報に埋もれてしまい先が見通せなくなってくる可能性があります。

如何にしてゴミの山の中から本物の一つを探し出すか?
そんなビックデータの取り扱いについて苦慮しています。

これからの情報管理とは、情報を収集する力ではなく、如何に情報を捨てるかということが重要な時代になってきました。
つまり忘れる力です。

しかし単純に時間軸に沿って時間切れで情報を捨てるだけではダメでしょう。
これは簡単なようで実は難しい作業です。

うまく忘れるためのロジックが必要なんです。
ひょっとすると、そのロジックを考えたものが次の世代のGoogleになれるかも知れません。

どうすれば良いか?・・・
暇なら考えてみましょう。

意外とこの記憶力の悪い頭にヒントが隠されているかもしれません。(笑)