人の脳ミソの作りはどうなっているのか不思議なものですが、
目で見た光の信号を脳ミソに投射して記憶しているのでしょう。
今でも幼い頃の幾つかのシーンは鮮明に記憶されています。

光を記録する方法としてカメラがあります。
カメラでの記録は客観的に事実を捉えたものですが、記憶は曖昧ものです。
その曖昧さが記憶の良いところかもしれません。


100均ショップで蓄光シールを見つけました。

イメージ 1

蓄光って不思議ですよね。
光のエネルギーをどのように蓄積してるんでしょうか?

成分は硫化亜鉛やアルミン酸ストロンチウムということですが・・・さっぱりです。
調べてみると、この蓄光塗料は日本の「根本特殊化学」という企業がほぼ世界市場を独占しているようです。
大したものです。

原理は色々と難しいようですが、とにかく光を当てるとそのエネルギーを蓄積して一定時間発光します。

単純に光らせても面白く無いのでちょっと実験をしてみました。
こんな図柄を用意しました。

イメージ 2

これをパソコンのモニターに写して、そこに蓄光シールを当てます。
待つこと1分程度・・・

イメージ 3

見事に愛犬が転写出来ました。
つまり日光写真の応用ですね。
発光する愛犬は幻想的です。(笑)

もっとハッキリした図柄と強い光を当てればより鮮明な像が得られそうです。
例えばこんな蓄光ディスプレーも作れそうです。


これからのクリスマスシーズン、もうすっかり節電モードは忘れて、あちこちでイルミネーション祭りが開催されるんでしょうね。(爆)
この蓄光を上手く利用すれば省エネで幻想的なイルミネーションが作り出せるかも知れませんね。

記録するほどの精度と性能はありませんが、実験の記憶は残ると思います。
どうせ行き着くとこはそこですから・・・深いなー(笑)