時々夢で見たような、現実で体験したような・・・
摩訶不思議な記憶がふと蘇る時があります。

懐かしい風景、でも現実の風景とは一致しないのです。
しかしその場所には何度となく訪れていて、周りの細かな風景や色々なエピソードも鮮明に記憶しているのです。

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ある山に登る道路のルートがあるのですが、その山は何度となく登った記憶があるのです。
でも現実の地図にはそんな道や山はありません。

ちょっと昭和レトロな松原が広がるの海岸の風景が鮮明に記憶に残っています。
何度となく訪れて、しばらくその場に滞在した記憶もあります。
でもそんな場所は現実に存在しません。

昔からの旧友で名前や顔だけでなく、その人の家族や生活も鮮明に記憶しているのに、
現実の世界ではその人は存在しません。

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それが時々ふと思い出されて懐かしく思う感情があります。
きっとその記憶には良き思い出が沢山あるのでしょう。

夢の中では別人の生活を送っていて、そこで築き上げた記憶なんでしょうか?
この世とあの世の境界線は案外に曖昧なものかも知れません。




今起きたのでちょっと寝ぼけていますが・・・