失敗は成功のもと。
一発で動かすのは中々難しいのです。

テストの結果、1号機は動きませんでした。
・・・

パワーピストンに掛かる力が非常に弱いようです。
どうも十分な空気の循環が起こっていないようです。
それとディスプレーサとピストンの軸が重過ぎるようです。

・・・ダイエットしてみました。

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かなりスッキリしましたが・・・
テストの結果、やはりダメでした。
空き缶の蓋で作ったディスプレーサは使いものにならないようです。

で、もう一缶がんばってビールを頂いて、切り開いたアルミの板から新たにディスプレーサを切り貼りで作ってみました。

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切り開いたアルミ缶は巻き癖が付いていますが、裏返してラップの芯のようなものでしごくと巻き癖が取れて平らなアルミ板になります。
それをチョキチョキしてアルミの饅頭を作ります。
サイズも少し大きめで中空なので非常に軽量です。

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最終型はこんな感じです。
ろうそく用のコンロも作ってみました。

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では、実験です。

Beer Can Stirling Engine 「空き缶でスターリングエンジンを作る」
https://youtu.be/vXHm3Hrs32g


ついに動きました!!
意外と元気です。

エンジンの上の皿に氷と水を入れて冷やします。
スターリングエンジンは温度差で動作しますので、これで一気にパワーアップします。

火力をアップすれば回転数が上がります。
ただし、あまり高温にするとボンドが燃えますのでほどほどにしてください。

あくまでも原理実験を楽しむためのもので実用性はありません。
カシャカシャと動く姿をボーと眺めているのがいいんじゃないでしょうか?

To Be Continued...