以前、自室に大きなタライのお池作り、日夜ポンポン船造りに没頭していた時期がありました。
実はポンポン船の動力はスターリングエンジンなのです。
つまりエントロピーで動いているのです。(大げさな)
ポンポン船は熱源で熱しられたポンプが膨張することでパイプから水を噴出します。
水を噴出することで圧力が下がり水が逆流しポンプの水温を下げます。
この細動を繰り返すことで前進します。
ここまでがスターリングエンジンです。
水を噴出することで圧力が下がり水が逆流しポンプの水温を下げます。
この細動を繰り返すことで前進します。
ここまでがスターリングエンジンです。
「噴出した分を吸い込んでいたらちっとも前進しないじゃないか?」
と思われるかもしれませんが、噴出する時は水は一気に後方の一方向に固まって噴出され、吸い込む時はパイプの口の周り全体から吸い込まれるので、全体の運動ベクトルの合計は後方に反発する力が増すことになって前進します。
と思われるかもしれませんが、噴出する時は水は一気に後方の一方向に固まって噴出され、吸い込む時はパイプの口の周り全体から吸い込まれるので、全体の運動ベクトルの合計は後方に反発する力が増すことになって前進します。
「扇風機の前は涼しいが後ろは涼しくない」と同じ原理です。
ポンポン船って面白いでしょう。
ポンポン船って面白いでしょう。
それでは空き缶スターリングエンジンを作っていきたいと思います。
まず主材となる空き缶を2本用意してください。
銘柄は問いませんが、出来るだけ同じものがいいと思います。
アルミ缶のほうが工作は簡単です。
銘柄は問いませんが、出来るだけ同じものがいいと思います。
アルミ缶のほうが工作は簡単です。
もちろんアルコール入りでなくても大丈夫です。(笑)
たまたま手元にはアルコール入りしかなかったで無理して頑張って飲みました。
・・・おいちかったでチュ。
たまたま手元にはアルコール入りしかなかったで無理して頑張って飲みました。
・・・おいちかったでチュ。

まずはこんな感じにカットしてください。
アルミ缶はカッターやハサミで簡単に切れると思います。

今回のスターリングエンジンの特徴としてピストンを2つ利用します。
一つは「ディスプレーサ」と呼ばれ、暖かい空気と冷たい空気の交換を行うためのピストンです。
もう一つは「パワーピストン」と呼ばれ、温度差による気圧の伸縮を利用して動力を取り出します。
「ディスプレーサ」は空気の入れ替えを行いますのでシリンダーのサイズに比べて90%~95%ぐらいのサイズでかなり隙間があります。その隙間を空気がすり抜ける仕組みです。
まずは「ディスプレーサ」を空き缶の蓋の部分で2つ貼り合わせて作ります。
手を切らないように気をつけて下さい。
滑り止め付きの手袋があれば完璧です。
手を切らないように気をつけて下さい。
滑り止め付きの手袋があれば完璧です。

エンジンのボディも適当にカットしました。

1号機なので「ONE」なのです。
こういうゴミ工作は価値が形成される過程を体験できます。
工作する前は完全なゴミなんですが、カッターやハサミでカットしていくと部品としての付加価値が形成されるのです。
工作する前は完全なゴミなんですが、カッターやハサミでカットしていくと部品としての付加価値が形成されるのです。
まー所詮ゴミはゴミなんですが・・・
To Be Continued...