運良く、雲の切れ目から飛行機が着陸してしまいました。
そんな沖縄に行ってまいりました。
もちろん現地はガチ台風でした・・・



この状態ではビーチとか関係ないですね。
いかにして雨風を避けて観光をするかに尽きたツアーでした。


最終日、雨も上がり飛行機の出発時間の調整で国際通りに行きました。
しかし、原宿化した国際通りなんて何の魅力も感じませんでした。
むしろ観光資源としてマイナスイメージかもしれませんね。
とにかく酷い状態でした。

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土産物屋はどこでも同じですが、観光所という観光所に全く同じ「紅いもタルト」
確かに「紅いもタルト」は土産物としては良く出来たお菓子でしょうが、
あれだけどこに行ってもうず高く積み上げられていれば、見てるだけで飽きます。

企業としては戦略ミスだと思います。
ここ数年、一時の稼ぎは有るかも知れませんが、その寿命はあとわずかでしょう。

まー、ひめゆりの塔の花売りおばちゃんもどうかと思いますが・・・
とにかく観光開発というものは難しいものです。

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観光開発には道路や観光施設を作ったり、ホテルやそれを取り巻くサービスや企業のインフラ整備などなど・・・
しかし、人が作り出す観光資源は根本的な価値を生み出さないのかもしれません。

中でも例外は神社仏閣と湯治場です。
神社仏閣は宗教的意味合いもあり純粋な観光資源とは言えませんが、ランドマーク的なオープンスペースとしてパブリックに何故か愛されるのです。(笑)
宗教ビジネス恐るべし!

観光資源は「大きく作って小さく回す」程度のサイクルがいいのかもしれません。
時間による損失と時間による価値増大のバランスが保たれていれば資源価値は目減りしません。

人は飽き性で、いつの時代でも観光には必ず流行り廃りがあります。
観光開発の難しさはそこにあると思います。

とはいえ、沖縄にはまだまだ手付かずの自然がいっぱいです。
そこが魅力的なのです。

自然は同じように見えて日々成長し続け、二度と同じ顔を見せない、そこが魅力的なのです。
観光とは新しいものとの出会い、発見、感動、悟り・・・
意外と内面的なものかもしれません。

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旅人の願いとしては、その土地にあった、そのシーズンのベストのコンディションを期待しているのです。
願いは、ただそれだけです。

台風じゃないんですね・・・
メアリーちゃん。

おかげですっかり真っ黒に日焼けしました。(ウソ)
何より、無事に帰ってこられて良かったと思います。

沖縄であまり聞くことがなかった蝉の声を、
今朝、自宅の庭先で聞きました。

自宅は沖縄より夏モードだったようです。(汗)
夏ですねー・・・暑いです。