愛犬ももう12才です。
犬の寿命は犬種によって大きく違いますが、愛犬はミックス犬ですので不明です。

おそらく見た目・・・概ね人間で言えば50~60才のおやじ犬だと思います。
そろそろ初老に差し掛かっていますが、最近よく寝てます。

おバカさだけは健在なんですが、若い頃のような好奇心も薄れつつあります。
誰も相手してくれなくなると、とにかく寝ることを趣味にしているようです。

人間もそうですが、動物が寝てる間は生命活動として体を維持するための補修や、エネルギー変換などの生産活動を行ってるのですが、生命群としての意識はいっちゃってます。
もし夢を見なければ、その間の時間は全く感じることもなく、世間で何が起ころうが全くお構いなしなのです。

犬は夢を見るのでしょうか?

うちの愛犬は確実に夢を見てると思います。
時々、寝ながら手足をバタバタと走るっているような動きをしてみたり、クンクンと寝言もよく言っています。
おそらく夢の中で楽しく散歩でもしてるんだと思います。

それで思ったのですが、夢の中で愛犬は犬の姿をしているのか?という疑問です。

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犬は鏡を見ても自分だと判断できないそうです。
つまり自我の境界線があいまいなのです。

逆に言えば、犬は純粋な意識体だけの存在なのかもしれません。
夢の中では物理的な全てのしがらみがなくなり、意識体としての夢の生活を送っているのかもしれません。

もしかすると夢の中では家族と共に家の中で人間の姿で生活をしいて、対等な立場でおしゃべりを楽しんだり、ボール遊びをしているのかもしれません。
彼にとっては犬の姿は不便な仮の姿で、夢の世界は全てが解き放たれた自由な世界なのかもしれません。

そう考えると、彼はどちらの世界を現実の世界と認識しているのか?という疑問もわきます。
もしかすると彼にとっては夢の世界が現実で、今私が居ると思っているこちら側の世界は、仮の夢の時間なのかもしれません。
とすれば、犬が鏡の世界に興味を示さないことも納得できます。

彼にとって、私との散歩は夢の中の仮の姿でのお付き合いであって、意思の疎通も満足にできない、まどろっこしい時間だと思っているかもしれません。

まっ、この宇宙という世界、その先を考えると意味不明な摩訶不思議な世界ですので、何が正解なんて何一つありませんが、愛犬の気持ちを考える時の一つの軸としてあり得る話ではあると思います。

何かややこしい話ですが・・・


最近、大震災や原発のメルトダウンなど、普通じゃ考えられない想定外なことが起こり過ぎて、この世は夢の世界じゃないかとも思えてきました。

眠くなってきました・・・