先日からAndroid調べをやっているんですが、
とりあえずAndroid SDKのセットアップをやってみました。

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こんなバーチャルマシーンを立ち上げてプログラムをしていくんですが、
これ見てると何だか昔懐かしいニオイがしました。

10年ほど前のことですが、世の中に「iアプリ」なんて言葉が登場しました。
iアプリはドコモのJava携帯で実行できるアプリケーションですが、それを作ったことがあります。

もちろん趣味でやってたんですが、まだ実機端末が発売される前から開発環境を整えて、
バーチャルマシーン上でプログラムをして遊んでいました。

実機発売と同時に実証端末「F503i」を購入し、バーチャルマシーンの動作を確認して喜んでいたものです。
10KBにプログラムをいかにして詰め込むか?・・・なかなか楽しい作業でした。

当時はまだアプリをプログラムする方も少なかったので、公開したプログラムはかなり好評でした。
タイトルはMARS「火星移住計画」というゲームソフトで、ランキングで1位を獲得していた時期もありました。

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【レポート】鳴り物入りでスタートしたiアプリ、ユーザーは何を使っている?
http://journal.mycom.co.jp/news/2001/03/28/11.html

しかし、その後ぱったりと開発は止めてしまいました。
何故なら、アプリを作れば作るほど自分が損をする仕組みだったからです。

その当時はiアプリを個人で有料販売する方法はなく、苦労して作っても一銭にもならない状態でした。
そればかりか開発段階のデバック作業で相当なパケット料を使うのですがそれは全て自腹です。
つまり苦労してお金を掛けてアプリを作っても、儲かるのはキャリアのドコモだけという仕組みだったのです。
バカらしいですよねー

今回、Androidに興味があるのは開かれたマーケットなんです。
25ドルの登録料を払えば誰でもお店が開けます。
これはやる気に繋がります。

まーとにかくしばらくバーチャルマシーンで遊んでみようと思います。
本当は仮想じゃなくて実機がほしいのですがねー